アドビ システムズ

アドビ システムズ

PAGE2011において、アドビ システムズが、デジタルワークフロー・ソリューションZONEにて「Adobe Digital Publishing Suite」ベータ版の紹介を行っていました。同社が、正式発売前の製品を、こうした展示会で紹介するのは初めてだそうです。


同社のAdobe InDesign CS5 日本語版は、雑誌、書籍、新聞などに加えて、集英社のマンガ「週刊ジャンプ」でも編集ツールとして導入されていると紹介していました。


ベータ版として提供されている「Adobe Digital Publishing Suite」を、Adobe InDesign CS5に導入し、iPad用アプリとしてリリースされている事例を集めた「Digital Publishing Gallery」には、すでに100を超える出版物が新たに加わり、さらに週十種類が近く発行予定だと説明していました。


Adobe Digital Publishing Suite betaの特徴は、OmnitureAdobe Online Marketing SuiteContent Viewerを通じて、電子出版が、購入者からどのように読まれているのかを収集分析する機能が備わっている事で、これは、広告受注などで、大きなポイントとなると説明していました。


Adobe Digital Publishing Suite betaの制作の流れとして、Digital Publishing Plug-in for Adobe InDesign CS5を追加したAdobe Creative Suite 5で制作したファイルを作成していくと実演デモが行われました。


通常は、紙サイズに合わせた用紙設定を行うが、電子書籍の場合は、端末の解像度に合わせるため、ドキュメントプロファイルで「Web」を選び、ページサイズでピクセル数値を設定して制作を開始すると説明していました。

なお、iPad用アプリで、縦表示、横表示を行うために、縦表示画面と横表示画面用の制作を別々のファイルで行う必要があるが、正式出荷版では、一つのドキュメントの中で、縦横表示それぞれの制作が行えるようになると思うとコメントしていました。


iPad用アプリとして、ボタンなどをタップした場合などのインタラクティブアクションを追加するためには、Adobe AIRアプリ「Aodbe Interactive Overlay Creator」を使って動きのあるコンテンツを作成し、それを Adobe InDesign CS5に配置すると説明していました。

これらは、 Adobe InDesign CS5の機能「オブジェクトステート」を使い、用意されているボタンアクションから選んで設定するだけで、画面タップ時のアクションを加えることが出来ると紹介していました。


アプリで開く形式にするために、 Adobe InDesign CS5で制作した縦/横表示用ファイルを、Adobe AIRアプリ「Digital Content Bundler」を使って「Issueファイル」書き出しを行います。


それを、iPad用アプリ「Adobe Content Viewer」に、iTune共有経由で同期するか、Adobe onlineサービスを通じてプレビュー表示することが出来ると説明していました。


単体のアプリ化を行う為には、Digital Publishing Suiteプレリリースプログラムを通じて申請を行う必要があります。現在は、無料で提供しているそうなので、試してみる価値はあると思います。

なお正式リリースは、2011年の春頃を予定しており、Adobe Digital Publishing Suiteは無料で提供されますが、出版社単位または会社単位(すべての出版物を含む)での料金支払いが必要で、発行部数により、1号当たり、アドビ システムズに料金を支払う仕組みとなります。

この場合、電子書籍を無料配信したとしても、アドビ システムズに料金を支払う仕組みとなるため、AppleのApp Storeではリジェクトされる可能性は否定出来ない状況だと思います。



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