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アイ・オー・データ機器のIEEE802.11ac/1300Mbps対応無線LANルーター「WN-AC1600DGR3」を試す

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アイ・オー・データ機器が販売するIEEE802.11ac/1300Mbps対応無線LANルーター「WN-AC1600DGR3」を試してみました。

2013年06月に発売された、WN-AC1600DGRをベースに、2014年03月に発売されたWN-AC1600DGR2はNFC対応となり、WN-AC1600DGR3は、NFCコネクト機能に、2.4GHz帯接続に加えて、5GHz帯接続にも対応したモデルとなります。


背面にゴム足が装備されているため、横置きにしても使用することが出来ます。

内蔵アンテナ×5(2.4GHz送受信用×2、5GHz送受信用×3)で、IEEE802.11ac(5GHz)最大1300Mbps、IEEE802.11n(5GHz)最大450Mbps、IEEE802.11n(2.4GHz)最大300Mbps仕様性能となっています。


最大1Gbpsの「フレッツ 光ネクスト 隼」などを利用した場合でも安心出来る、WANポートも1000BASE-T仕様で、有線LANポートとして、1000BASE-T x4が装備されています。


ライバル機種となる、バッファローの「WZR-1750DHP2」と大きさを比較してみました。

縦置きにした場合、高さ約2cm、奥行き約5.6cmも差があり、特に奥行きの長さの差は結構あります。


今回は、テスト環境として、フレッツ・光プレミアム マンションタイプ(VDSL方式)を利用しました。(最大100Mbps)

CTU、ONU、VoIPに、Time Capsule (Early 2009)を接続した環境に、WN-AC1600DGR3を設置してみました。

回線終端末装置とそれほど大きさは変わらない感じです。


iPhone、iPad、iPod touchの場合、iPhone/iPadアプリ「QRコネクト for iOS」を使用して、接続プロファイルをインストールすることで、簡単に接続設定を行う事が可能です。

接続設定を変更した場合でも「QRコネクト用QRコード 生成サイト」で、新しいQRコードを作成出来ます。

なお、iCloudキーチェーンを利用する場合は、最初に接続した端末で、暗号キーを手動入力して下さい。


IEEE802.11acの1ストリーム(理論値433Mbps)対応のiPhone 6で、Time Capsule (Early 2009)の IEEE802.11n(5GHz/理論値150Mbps)との速度比較を、OoklaのiPhone/iPadアプリ「Speedtest.net Mobile Speed Test」を使用したインターネット速度を計測してみました。

結果は、Time Capsule (Early 2009)の場合「下り34.73Mbps/上り17.74Mbps」、WN-AC1600DGR3の場合「下り61.02Mbps/上り32.56Mbps」という結果でした。


IEEE802.11acの2ストリーム(理論値866Mbps)対応のiPad Air 2を利用して、無線LANルーターから、最も離れた場所に移動し、回線接続が弱い環境の場合で速度比較を行なってみました。

結果は、Time Capsule (Early 2009)の場合「下り32.58Mbps/上り14.32Mbps」、WN-AC1600DGR3の場合「下り41.20Mbps/上り18.25Mbps」という結果でした。


IEEE802.11nの3ストリーム(理論値450Mbps)対応のMacBook Proで、WN-AC1600DGR3にIEEE802.11n接続した場合、Time Capsule (Early 2009)と速度差が出るのかを調べてみました。

USENスピードテストを行ってみた結果は、Time Capsule (Early 2009)の場合「31.987Mbps」、WN-AC1600DGR3の場合「36.297Mbps」という結果でした。

IEEE802.11n接続の場合、それほど速度差に開きはないようです。


WN-AC1600DGR3は、Safariからアクセスすることで、各種設定を行なうことが可能です。

また、スマートフォンレイアウトにも対応しています。

IEEE802.11acの3ストリーム(理論値1300Mbps)対応のMacBook Pro (Retina, Late 2013)以降、iMac (Late 2013)以降、Mac Pro (Late 2013)で利用した場合、有線LANと同等性能が出ると思います。




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