Arashi Visionが販売するiPhone 6/6s・iPhone 6/6s Plus用Lightning接続全天球カメラ「Insta360 Nano」を試してみました。

本体の両面に備えられた2つのF2.0、210度超広角レンズ（魚眼レンズ）で、デバイスを中心に上下左右を一度に撮影することで、全天球撮影を可能にしたデジタルカメラです。

本体に800mAhのバッテリーを搭載し、約2時間の充電で連続約１時間使用出来ます。

付属するmicroUSBケーブルは、ノイズ対策用フェライトコアが入ったタイプの物が同梱されています。

日本販売代理店はハコスコだそうです。

本体底面にmicroSDカードスロットを搭載し、32GBまでのmicroSDカードを入れることが可能です。

microSDカードを入れる事で、本体単体撮影が可能になります。

iPhone 6s PlusにInsta360 Nanoを接続してみました。

Lightningコネクタに接続して使用するため、iPhone 6s Plusの本体が上下反転した形で使用することになります。

本体の電源は、Lightningコネクタに接続する事によって自動的に入り、外すと自動的にオフになります。

400万画素CMOSセンサーを搭載し、3Kの3040×1520ピクセル解像度で撮影が可能です。

動画は、960p/15fps、1080p/30fps、3K/30fpsの３つの解像度が選択出来ます。

Insta360 NanoをiPhone 6s PlusにLightning接続し、iPhoneアプリ「Insta360 Nano」を使用することで、撮影、編集、共有などが簡単に行えます。

アプリ内でリアルタイムプレビューだけでなく、撮影した写真や動画も閲覧出来ます。

microSDカードが入っている場合、単体のみでも写真、動画撮影が可能です。

動画撮影は、約15分で１ファイル撮影となりますが、動画撮影時に開始ボタンを長押しすることで、SNS共有しやすい１０秒動画撮影も出来ます。

Insta360 Nano内にmicroSDカードが入っている場合、写真や動画の保存先として、Insta360 Nano本体内を選択する事が出来ます。

また、Insta360 Nano本体内とiPhoneのカメラロール内の同時記録も可能です。

アプリから写真や動画をFacebook、Twitter、LINE、YouTube（動画）などに共有することが出来ます。

写真は、Insta360 Nano専用クラウドにアップロードされ、そのURLを共有する方式と、iPhoneのカメラロール内に保存し、Facebookに投稿する方式が選べます。

パッケージはVRゴーグルとして使用可能になっています。

iPhone 6s Plusまでのサイズに対応し、Insta360 Nanoアプリで、ビューモードをGyroに変更することで、頭の動きに追随したVR閲覧が可能になります。

Adobe AIRアプリとして、Insta360 Player for Macが配布されています。

このアプリを使用する事で、Insta360 Nanoで撮影した写真や動画を、Mac上で再生することが可能です。

Adobe AIRアプリとして、Insta360 Studio for Macが配布されています。

このアプリを使用する事で、Mac上でVR動画編集を行うことが可能です。

なお、日本語ではなく中国語表示になります。