Watch OS

WWDC21:watchOS 8、ディスプレイに触れることなくApple Watchを片腕で使用できる「AssistiveTouch」を紹介

※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

AssistiveTouch

AssistiveTouch

Appleが、WWDC21において、watchOS用に構築されたSwiftUIアプリに視覚および運動機能のアクセシビリティ・サポートを紹介する「Create accessible experiences for watchOS」を公開しています。

watchOS 8には、上半身に障害のある方が、ディスプレイに触れることなくApple Watchを片腕で使用できる「AssistiveTouch」が搭載されます。


大きなアクセシビリティ テキスト サイズ

大きなアクセシビリティ テキスト サイズ

watchOS 8は、Reduce Motion(視覚効果を減らす)、Bold Text、および今年の新機能である大きなアクセシビリティ テキスト サイズなど、いくつかの表示機能も提供します。

大きなアクセシビリティ テキスト サイズが導入されたことで、これをユーザーが選択した場合、テキスト情報が全表示されなくなる場合があり、それを防ぐために、Dynamic Typeとラベルとボタンのそれぞれを積み重ねる新しいPlantViewを使用することで回避できます。


AssistiveTouch

AssistiveTouch

AssistiveTouchは、Apple Watchを装着している手だけを使用して、タッチせずにApple Watchを完全に使用できます。

ユーザーは、手のジェスチャーまたは手の動きを使用して、画面上でカーソルを移動でき、画面のコンテンツに基づいて追加機能にアクセスするためのメニューを表示できます。

AssistiveTouch を使用する主な方法は、手のジェスチャで、手を握り締めてタップ、手を2回握り締めてしてアクションメニューを表示、手の指を広げる動作で次の要素に移動、手の指を2回広げる動作で前の要素に戻るなど、さまざまなジェスチャを実行できます。


AssistiveTouch

AssistiveTouch

手のジェスチャーを使用できない場合は、代わりに手の動きを使用します。

手首を傾けることで、画面上のポインターを動かし、UI 要素を操作できます。

iOS の AssistiveTouch と同様に、滞留コントロール(Dwell Control)を使用すると、要素の上にポインターを置くことで、一定時間アクションを実行できます。


AssistiveTouch

AssistiveTouch

AssistiveTouch は、カーソルとアクション メニューの 2 つの主な機能で構成されていて、AssistiveTouch をオンにすると、画面にカーソルが表示されます。

カーソルは、左上から右下の順に、画面上の各要素に一度に 1 つずつフォーカスします。

AssistiveTouch アクション メニューには、Digital Crown を押すなどのデバイスの制御を可能にするデフォルトのシステム アクションが付属しています。


関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

新着記事