ディーフの芳香族ポリアミド系樹脂素材を採用したiPhone XS用ケース「Ultra Slim & Light Case DURO for iPhone XS」を試してみました。

デュポン社の「ケブラー」を採用し、軽量で耐久性があり、極めて強靭であることから、防弾・防刃チョッキの素材として特に有名です。

アラミド繊維ならではの薄く軽く強靱なのはもちろん、繊維の織り目を活かした美しい仕上げとiPhone XSの外周全てをガードする精密成型となっています。

背面カメラ部を保護するカメラリングとして、ポリカーボネート製の枠が内側からはめ込まれています。

重さは約11gで、とっつもなく軽いケースです。

底面のLightningコネクタ、内蔵マイク、内蔵ステレオスピーカーの穴は、iPhone XSの非対象デザインに合わせたデザインではなく、iPhone Xでも使用可能な対象デザインが採用されています。

ただ、iPhone XSの左側の穴がケースに掛かってしまっています。

動画撮影時などのマイク音声に影響が出るかもしれません。

ケプラー素材は、EvutecやPelicanなど、多くのメーカーが採用している素材ですが、他社製と比べて薄さが際立っていると思います。

アラミド繊維にエポキシ系樹脂を染み込ませてケース状に成型をし、高圧高温で処理を施し余計な樹脂を除去をしてから乾燥させた製法によって作られていて、薄さ・軽さに加えて、強靱性も欲しい人に向いている気がします。