第3回 スマートデバイスACADEMIAにおいて、青山学院大学社会情報学部の伊藤一成准教授が、「スマートデバイスを用いた学習・学生支援」と題した講演を行っていました。

青山学院大学社会情報学部はソフトバンクと提携し、iPhoneが約1000台ほど導入されているそうです。

学生のスマートフォン所有率が約7割にも達している状況で、その自己所有率も考える段階になっていきていると説明していました。


文系分野と理工系分野の教員が授業を行うのが特徴の学部で、導入してわかったことは、学生の学習する時間帯が把握出来るようになり、他の学部からも要望が出るといった事も起こった話してました。


電子書籍は、PCでもiPadでも電子書籍そのものに違いはなく、Moodle導入したりすることで授業が変わると説明していました。

また、全画面学習はパソコンで行い、セカンドモニタ端末としてiPhoneを活用することも実践しているそうです。


子供用のプログラムアプリ「Scratch」と「nanoboardAG」を利用すると、学生が教職員になった場合、子供に教える事も出来るようになると話してました。


iPadを貸予した理由は、iPhoneとの親和性に加えて、学生が自己購入しようとはしないことなどから導入したそうです。

自己所有デバイスを大学に持ってくる頻度は少なく、カリキュラム上や学生指導や設備の問題、さらに就職活動に時間を取られてしまう問題もあり、導入を決定したそうです。


ソフト工学でよく用いられる「タイヤとブランコ」の話しは、今回のようなスマートデバイス導入の上でも考え方を応用出来ると話し「木にブランコを作る」と言われたら、1〜5のようなブランコを作ってしまうかもいれないが、実際はタイヤをぶら下げても良かったという発想が生まれるかどうかが重要だと説明していました。


これの元は、オレゴン大学の実験結果「コミュニティでの建設と計画の方法」にある「有機的秩序の原理」「参加の原理」「漸進的成長の原理」「パターンの原理」「診断の原理」「調整の原理」にもあるように、ユーザーが求めてる物は合致していることが重要で、形では無いと説明していました。


iPadを導入したことで、学生が自分で考えて管理しやすいように集め始めたことで、他の先生が何を行っているのかが把握出来るようになったと説明していました。

学生開発したアプリが色々と生まれていて、高大接続教育向けのアプリを開発してくれたり、iPhoneアプリ「pinprick」を使った支援システムなどを紹介していました。

また、今日リリースされた「さかなのとなり」もゼミ生が開発したそうです。


また、就職活動や卒業発表などでも学生が使っていて、自分のためじゃなく誰かのために使うと考え方の幅を広げることも重要だと話してました。


iPad導入によって陥りがちなのはシェア率で表現される「何が一番多く使っているか?」だが、実際に重要なのは「ワンソースマルチデバイスであるか?」という事で、各ユーザーの利用環境を尊重して、それら全てを対応出来るようなものを提供することが重要だと話していました。

授業では、どう使えるか?だけでなく、何が出来ないか?を考え、学生の使う方法を縛らず解放することも重要だと話してました。


TEDとiTunes Uコンテンツを用いたディスカッションを導入していて、好きな場所でやっていいが、わからないまま終わらせず、ちゃんと課題として提出させるようにしているとも説明していました。


LearnとCentralで教育機関のモバイル戦略、ブランディング向上、学生のエンゲージメントを実現する、アシストマイクロが販売の「Blackboard Mobile Learn」を紹介していました。

走りながら考え、大学主体のプロジェクトや情報統制も必要で、学習デザインを考案し、実践事例を広く公開し、人や組織を触媒するデバイスであると思うと話してました。




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