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WWDC22:iOS 16/macOS VenturaのPDFKit、テキスト認識表示機能をサポート

PDFKit:テキスト認識表示

PDFKit:テキスト認識表示

Appleが、WWDC22において、PDFに関する「What's new in PDFKit」を公開しています。

PDFKitは、アプリケーションがPDFファイルを表示、編集、書き込みできるようにする、フル機能のフレームワークです。

PDFKitはLive Textをサポートするようになりました。写真とは異なり、テキストはタップしてコピーすることが多いのですが、そのテキストは少量です。

写真と違って、PDFでは、テキストが表示されれば、それは一般的にテキストであり、人々は特別なことをしなくても、そのように動作することを期待しています。

Live Textを使えば、このようなPDF文書内のテキストを選択し、検索することができます。

これはビットマップをスキャンしただけのもので、テキストは全くありません。


PDFKit:テキスト認識表示

PDFKit:テキスト認識表示

PDFには何ページもあることがあります。

PDF文書を開くときにすべてのページでOCRをかけたいとは思わないでしょう。

そこでPDFKitは、各ページを操作するときに、必要に応じてOCRを実行します。

OCRはその場で行われるので、ドキュメントのコピーを取る必要はありません。

また、文書全体のテキストを保存する場合は、保存時にそのようにするオプションが用意されています。


PDFKit:フォーム認識表示

PDFKit:フォーム認識表示

PDFKitではフォームの処理も改善されています。

フォームフィールドを含む文書は、たとえ組み込みのテキストフィールドを含まない場合でも、自動的に認識されます。

これらのテキストフィールドをタブで移動して、期待通りにテキストを入力することができます。


PDFKit:画像挿入

PDFKit:画像挿入

iOS 16 と macOS Ventura では、アプリが画像を入力として PDF ページを作成できる、新しい柔軟な API が提供されています。

アプリは「CGImageRef」を使用して画像を提供します。

PDFKit は、提供された CGImageRef を受け取り、高品質の JPEG エンコーディングで圧縮します。

CGImageRef は CoreGraphics のネイティブデータ型であるため、追加の変換は不要です。


PencilKit:オーバーレイ

PencilKit:オーバーレイ

PencilKitを使ってPDFのページに絵を描く方法として、これまで、PDFに追加で描画するには、PDFPageのサブクラスで描画メソッドをオーバーライドするか、カスタムPDFアノテーションを使用するしかありませんでした。

しかし、iOS 16とmacOS Venturaから、各PDFページの上に独自のビューをオーバーレイ表示することが可能になりました。

これにより、アプリに、PDFページの上に表示されるライブで完全にインタラクティブなビューを作成することができます。


PencilKit:注釈

PencilKit:注釈

iOS 16とmacOS Venturaには新しいPDFDocumentWriteOptionがあり、注釈をページの一部として「焼き付け」することが簡単に行えるようになります。

CoreGraphicsは常にPDFの画像を最大限に忠実に保存するように努めてきましたので、画像はフル解像度で、ロスレス圧縮で保存されます。

そのため、画像はフル解像度で保存され、可逆圧縮されます。これは、PDFが大判のプリンターで印刷される場合には素晴らしいことです。

saveAllImagesAsJPEGは、その名の通り、画像を保存します。画像がどのように作成されたかにかかわらず、PDFにJPEGエンコーディングで保存されます。

optimizeImagesForScreenは、画像を最大HiDPIスクリーン解像度にダウンサンプリングします。

この2つのオプションは、同時に使用することができます。


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