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WWDC 2005

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WWDC 2005


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2005年6月06日~6月10日の5日間サンフランシスコで開催されたWWDC 2005に関するページです。



関連 Link

WWDC 2005 keynote(Apple)
WWDC San Francisco 2005(Apple)
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WWDC2005基調講演 Vol.2(ASCII24)
WWDC2005基調講演 Vol.3(ASCII24)
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発表資料

アップル、2006年よりインテル製マイクロプロセッサを採用
Mac OS X Tigerの販売本数、今週中に200万本を突破の見込み
アップル、QuickTime 7 for Windowsのプレビューリリースを披露
Apple to Use Intel Microprocessors Beginning in 2006(Intel)



Developer Transition Kit

Appleが、Appleデベロッパーに貸し出される「Developer Transition Kit」は、Power Mac G5の筐体に、コードネーム?「BARRACUDA」と名付けられたマザーボードが納められており、Pentium 4/3.6GHz、Intel i915G チップセット、Intel GMA900オンボードGPUを使った Mini ATX仕様で、メモリーは4スロットで、2枚刺しで1GB(内64MBがVRAMシェア)、拡張ポートは、GgaEthernet x1、USB 2.0 x 2、FireWire 400 x1、AGP x1、PCI x2だそうです。仕様から推測して「Intel Desktop Board D915GUX」と思われます。

また、冷却ファンは、熱感知・回転数制御機構付きで、フロント2個、バック2個、マザーボードのチップ冷却用に1個搭載されていて、AGPスロットには、オンボードのGPUからビデオ端子を出すためだけのカードが刺さっているそうです。

性能に関しては、BIOSの起動に10秒、OSの起動に25秒程度だったそうで、CoCoaアプリケーションを動かしてみたところ、このまま出荷しても遜色ない性能だったそうです。また、Core ImageのImage Unitも遜色無い速度で動いているそうです。

ただ、これは、デベロッパー用にIntel社から提供された専用マザーかも知れず、Appleが製品版として設計しているマザーとは異なったマザーボードだと考えた方が良さそうです。



基調講演レポート

Steve Jobs CEOが壇上に上がり「今日は、重要な日であり、いくつかの大きな発表がある」と述べた。

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WWDC 2005は、過去10年でもっとも参加者が多いデベロッパー会議となり、中国やインドなどむ45カ国から3,800人以上参加していると説明し、開発者への説明を行うために、500人以上のAppleエンジニアがサンフランシスコに来ていると述べました。

次に、Steve Jobs CEOは、Apple Retail Storeについて説明し、現在109店舗あるには、1週間で100万人以上も来店者数を記録し、サードパーティー製品は、今年だけで5億ドル以上の売り上げとなっていると説明した。

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次にiPodに関して説明し、Steve Jobs CEOは「iPodは、アメリカにおいて大衆文化となりつつあり、ニューヨーカーの誰もが持っているとまで言われている。」と述べた。

Appleは、最後の四半期までに、累計で1600万台のiPodを販売したと述べ、現在、76%のマーケット・シェアを持っていると説明した。

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また、iTunes Music Storeにおいては、4億3000万曲以上がダウンロードされたと説明し、5月の段階で、82%のマーケット・シェアを持っていると説明した。

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そして、新しいiTunesの機能として、「Podcasting」機能を搭載すると説明し、iTunes Music Storeにおけるpodcast関連の、有名なポッドキャスターAdam Curry's氏の名前をクリックし、デモを行った。

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次に、コンピュータ業界において、Macintoshは四半期中に3倍も売れたコンピュータとなったと説明した。

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そして、Mac OS X v10.4 "Tiger."に関して説明し「Mac OS X v10.4 "Tiger."は、もっとも素晴らしいOS」だと述べ、発売されてから6週間が経過した今週末で、200万個目のMac OS X v10.4 "Tiger."を出荷すると説明した。

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現在、Mac OS Xユーザーの16%がMac OS X v10.4 "Tiger."で、49%がMac OS X v10.3 "Panther"、25%がMac OS X 10.2 "Jaguar"を使用しており、来年までには、ユーザーの半分以上がMac OS X v10.4 "Tiger."に移行することを目指すと説明した。

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Steve Jobs CEOは、次のOSの名前が「Leopard.」と呼ぶと発表し、2006年から2007年前半末までに出荷する予定だと説明した。Microsoft社が次期Windows OS「Longhorn」をリリースすると言っているより、正確な発表だと述べた。

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Steve Jobs CEOは、Appleの移行の歴史について説明し、第1の移行としてMotorola社の68000シリーズからPowerPCへと移行した。そして、第2の移行は、MacOS 9からMac OS Xに移行したことだと説明した。そして、ステージ上に「Intel」社のロゴが登場した。

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Steve Jobs CEOは、PowerPCからIntelプロセッサーへの移行を行うつもりで、来年からIntelプロセッサを搭載したMacを順次発売してゆくと説明した。

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どうして移行するのか?についてSteve Jobs CEOは「我々の目標は、世界最高のパーソナルコンピュータを顧客に提供すること」であると述べ、2年前、私はココで3.0GHzを約束したが実現せず、多くの人々が望んでいるPowerBook G5も提供することが出来ていない。と説明した。

Steve Jobs CEOは、業界をリードしている現行製品と、まだ発表していないPowerPC製品を持ってはいるが、現在のPowerPCロードマップでは将来の展望を想像することが出来ない。しかし、Intelが最強のプロセッサロードマップを持っていることがわかり、Intelの技術の助けを得て、PowerPCへの移行から10年が経過した次の10年は、最高のパーソナルコンピュータを作っていくことができると考えていると述べ、2006年から移行を開始し、2007年までに完了する予定で、来年の今頃には、Intelプロセッサを搭載したMacを出荷する予定だと説明した。

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Steve Jobs CEOは、我々の計画では、すでにIntelへの移行に関する大部分は終了していて、2007年までに完了するということであると述べ、Mac OS Xは過去5年間にわたって、秘密の二重生活をを送っていた述べた。

そして、今までのデモが、Pentium 4/3.6GHz上のシステムで動作しているMac OS X v10.4 "Tiger."で行われていたことを明らかにした。

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Steve Jobs CEOは、インテル・ベースのシステムで全く機能しているダッシュボード装置、スポットライト、iCal、アップルのメール、サファリとiPhotoを示した。

この移行を完了するためには、デベロッパーの助けが必要であると述べ、CoCoaベースのアプリケーションならば、再コンパイルするのは容易だが、Carbonアプリーケーションの場合は、もう少し微調整を行って再コンパイルする必要があると説明した。

現在、Appleのトップ100人の開発者の半数にあたる56%は、Xcodeをすでに使用しており、25パーセントはXcodeに変わりつつあると説明した。そして、本日から、PowerPCとIntel上で動作する「Universal Binary」アプリケーションを開発出来る「Xcode Version 2.1」の提供を開始すると発表していました。

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このUniversal Binaryアプリケーションは、一つのバイナリーで2つのプロセッサ上で動作するアプリケーションであるため、1つのCDで出荷することが可能だと説明し、MacOS 9アプリケーションをMac OS X上で動作させるために、Carbon化したことよりも簡単に開発可能だと説明した。

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そして、壇上にWolfram Research社の創設者である Theo Gray氏が登場し、Macintosh in Intel上で動くMathematicaについてデモを交えて説明した。Theo Gray氏は、100万行のコードのうち、20行のソースコードを修正しただけで、全てを終えるのに2時間もかからなかったと説明した。

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Steve Jobs CEOは、これだけでは全ての移行が完了するわけではないと説明し、Intel上でPowerPCアプリケーションや古いアプリケーションを動かすことが出来る「Rosetta」と呼ぶ新技術を発表した。それは、Mac OS X上で動作するClassicのようではなく、ユーザーからは、まったく見えない形で動作すると説明した。

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そしてSteve Jobs CEOは、Mac OS X v10.4 "Tiger." for Intel上で、Rosettaを通して、Office 2004 for Mac、Quicken 2005 for Macintosh、Photoshop CS 2などが動く様子をデモして見せた。

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そして、ステージ上に、Microsoft社のRoz Hoさんと、Adobe社のBruce Chizen CEOが登場し、今後、全てのアプリケーションをUniversal Binary化すると説明した。

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Steve Jobs CEOは、デベロッパーのSelectとPremiumメンバーに対して、Pentium 4/3.6GHzを搭載したMacと、Mac OS X v10.4.1 for Intelが動作する開発移行キット「Developer Transition Kit」を999ドルで提供すると発表した。

Steve Jobs CEOは、ステージ上に、Intel社のCEOであるPaul Otellini氏を呼び、二人は抱き合い祝福を分かち合った。

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Paul Otellini氏は「私は、このステージでそのロゴを見るだろうと決して予想していない、多くの人々がい居ると思っています」と述べ、過去、AppleがIntel社に対して行ってきた比較広告を紹介しながら、両社の歴史について述べた。そして、Appleは、ハードウェアとソフトウェアのデザインにおいて革新的で伝説的な機能を備えており、我社との強さについては異なるが、相補的に働くだろうと説明した。

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Steve Jobs CEOは「Appleは強い。Macは強い。そして、将来もさらに高まると確信している。」と述べ、「我々は大胆にも、最高のマシンを作るために第3への移行を開始する。我々は、将来を作る方法を持っています。」と述べた。

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Steve Jobs CEOは、現在も最高のマシンを作り続けていて、多くのすばらしいPowerPC製品を発売した。しかし、我々はまた、Intelに基づくいくつかのMacを設計していて、我々が来年ここにいるとき、それらは市場に出ているだろうと述べた。

移行が次の2年で完了出来るよう、我々は、準備しており、デベロッパーに対しても、この2年間で移行を完了するよう説明した。

そして最後にSteve Jobs CEOは「プロセッサーより、ハードウェアよりMacの魂はOSである」と述べ、「そして、革新し続けてゆく。」と述べて基調講演は終了しました。

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事前会場レポート

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街のポスターは、ほとんどiPodだけど、WWDC 2005のポスターも貼られている。

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会場には、Spotlightをあしらったメッセージバナーが吊られていた。

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立ち入り禁止の2階フロアに、黒い幕で覆われたバナーが吊るされているのが確認出来た。

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今年の配布グッズは昨年と同じ物で、ウォーターボトルが追加されたのみ。




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