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February 2000 MACお宝鑑定団 
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Keynote Speech report


・会場に入ると舞台に白リンゴをはさんだ2つのタンジェリンのリンゴマークそしてそれの横にコッポラとチャップリンの「Think different」にかこまれたメインスクリーンが光っていました。今回もイベントホールは満員になりそうなくらいです。60年代の和やかなBGMが流れる中、興奮は徐々にですが高まりつつあり、なんと原田社長までがプレスの席をまわって挨拶しており、今回の期待は一気に高まりました。スポットライトを浴びた白いリンゴマークはカッコ良いです。舞台上には2つの簡素な机があり、片方にはグラファイトのTFT液晶ディスプレイ、もう片方には同じくグラファイトのTFT液晶ディスプレイとiMac DV SEが置かれていました。

11時を軽くすぎた頃照明が落ち、スティーブが登場です。まずシャンペンを開ける写真が出て、前年1350000台ものMacが売れたという報告から始まりました。6秒に1台の割合で出荷されたことになると報告しました。そして日本でマーケットシェアが日本全国で4位(7.8%)という報告の後、「皆さんに感謝したい」、「日本の原田社長をたたえて下さい」というメッセージが飛び出しました。

ここでおなじみの4つのマトリクスが出てiMac DV SEが何故売れたか、生産がおいつかなかったくらいだ、誰が買っているか、初めてiMacを買った3人の内1人がiMacがはじめてのコンピュータであったそうで、日本では50%の人がiMacが初めてのコンピュータでした。Windowsから乗換えた方もたくさんいたとのこと。購入者のインターネット利用率が93%という素晴らしい数字になったと報告。

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話題はiBookに移り、アメリカでも日本でもコンシューマーノートブックの売れ行きが1位だと報告。Airport(AirMac)がiBook購入者(アメリカ)の16%が使用しているというのと70%の購入者がインターネットをしているとのこと。ここで「New iBook」と表示され観客は沸きました。64MBのメモリ、6GBのハードディスクで198000円ということでメモリとハードディスクが2倍になったのですが価格は据置とのこと、そして近日出荷させますとのこと。

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ここで一回iMac DV SEにフォーカスがあり、その後iBook SEを出すと発表しまた観客は沸きました。グラファイトで美しいとスティーブがいい、これですとグラファイトカラーのiBook SEを差し出しました。G3の366MHz、64MB、6GBで218000円とのこと。ここでiBook SEの新しいCMを流しました。完全にiBook SEだけをフィーチャーしたロック系の激しいビートにのったCMでした。ブースで見られるよ。と言い、今夜から流すCMをやるよ、と言って画像は一緒の英語版CM、日本語版CMを流しました。こちらは紳士的な雰囲気のCMでした。そしてiBook SEの生産をはじめ、用意できるはずだと言いました。

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そして次にPowerBookについて話そうと切り出しました。強力なプロダクトだ、といったあと後ろに「New PowerBook」の文字。また観客が沸きました。スティーブは多くのユーザーと相談し改善をさせたと前置きし、G3 500MHzと表示されるとまた観客は沸いた。世界最速でペンティアムIIIよりぜんぜん早いとのこと。FireWireが装備されたとスティーブ。同じくAppleから出ている「Final Cut Pro」でスタジオなしの撮影ができると豪語し、AirMac対応と謳った。バッテリーは1個で5時間持つそうで、2つなら10時間だとのこと。今週の金曜日には手に入れる事ができるとスティーブ。

そしてPowerMacG4に話題が移り、500MHzのG4をつんだマシンが出るが、価格は安くなったとスティーブ。400MHzが198000円、450MHzが298000円、500MHzが428000とのこと。さらにこれに加えシネマディスプレイを発売し、シネマディスプレイと500MHzのG4で最高の環境ができるとスティーブ。その後AirMacについてのデモを行い、各地で話題になった”フラフープ”通しがあり会場を沸かせ、Apple Japan、毎日新聞、ディズニーのサイトに行き、トイストーリー2のデモをして、観客に「すごいと思いませんか?」と問い掛けた。

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デスクトップムービーに話題は移り、iMovieでビデオ編集しているのはアメリカで購買者の10%、日本では20%と報告、新しくビデオを作ろうと思った率が日本では50%といいました。iMac DVはビデオ編集機として最高だといいました。

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そして自らiMovieをデモをはじめました。デジタルビデオムービーからとりこみをして、ムービーをドラッグし一部の削除を行い、4つのムービーをドラッグして配置し、連続ムービーにした。順番をかえて子供のシーンをカットしたり、最後の部分をカットしてトランシジョンで効果を加えムービーをDVカメラにもどし放送局なみの画像が作れますと豪語。iMovieではタイトルを入れられる。ビジュアルの形でムービーが出来ますといい、フルスクリーンで流した。最後に出演者その他もろもろのエンドロールを出しました。色々な音を入れる事が出来るといい、CD、MP3の音も入れられるといい、今度はビデオカメラをスティーブが自らにむけビデオを入力しました。そしてスティーブの画像が入ったムービーをフルスクリーンで流し、拍手が沸きました。

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話題は変わり、映画監督を「Think different」に使っているといい、フェリーニ、キューブリック、コッポラ、黒沢明、チャップリンと挙げ、iMovieの現在流れている日本語版CM、その次は英語を流した。

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一息ついた後、ViaVoiceをIBMが出したといい、日本IBMのすぎのけんさく氏が壇上に出て「アップルと仕事ができて嬉しいです」。といい、日本語版ViaVoiceのデモをした。英語も日本語も聞き分ける能力に拍手が沸きました。今年の上半期に日本語版が出るとのこと(ViaVoiceミレニアムという名称です)。2月25日に英語版は12800円で発売されたそうです。

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そしてwww.apple.co.jpでiTools関係が使えるようになったとスティーブ。まだ日本語化はされていないが、ご覧下さいとのことでした。今年後半には日本向け(日本語版)のiDiskも準備する予定だそうです。

いよいよMac OS Xの登場です。最終目標として「単一OS戦略」「徹底的な先進性」「キラーグラフィクス」「インターネット時代への対応」「緩やかなシステム移行」を説明し、Darwin、Quartz-OpenGL-QuickTime、Classic-Carbon-Cocoaの多重化API層、Aquaと構造を説明しました。

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その後、Aquaのボタンやパネル、スライダー、ウィンドウなどを説明した後に、実際のデモを行いました。Quartzの上で動く、目の眩むような美しいインターフェイスが軽々と動作していました。従来のMac OSは、いままで日本での発売がどうしても遅れるというディスアドバンテージがありましたが、Mac OS Xはグローバルリリースとなり、ただ一枚のCD-ROMリリースのよって、計画されている言語サポートがすべて含まれて出荷されます。DP3は既にUSでは、デベロッパー向けに今週から配布が開始されており、日本での配布ももうすぐ始まります。

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Mac OS Xの日本語プレビューが披露されました。メニュー・フォントのみならず、アプリケーション内での日本語の扱いもある程度出来るものでした。搭載フォントのサポートに関しては大きな発表があり、大日本スクリーンのアウトラインフォントが5書体+5ウェイト標準で装備されます。

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今後のAppleと大日本スクリーンとの交渉次第とことわりがありましたが、高解像度フォントもバンドルされる可能性もあるとアナウンスされました。Mac OS Xではスクリーン上のすべてのフォントがアンチエイリアシングされ、今回のビットマップフォントでのデモでも美しい表示を実現していました。Aquaの個別機能に戻り、ウィンドウバーと連動するSave Panelのデモ、日本語PDFのデモを行い、さらにCocoaアプリケーションの代表である標準装備のメールアプリケーションを紹介し、その中で日本語を扱えることを強調しました。

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デスクトップアクセサリーの代表として、Dockが紹介され、Single Wndow Mode、Ginie Effectを紹介し、Dockがアプリケーションであるにもかかわらず、すべてのウィンドウの管理を行えることを紹介しました。

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最後に、Mac OS Xは世界同時発売可能なSingle Global CDとなることを紹介し、観客に感謝して終わりました。Steve Jobsが正式CEOになったことはあえて紹介せず、静かに2時間の基調講演は終わったのでした。

[レポート:poplife隊員、Photo:Nanko隊員]


MACWORLD Expo/San Francisco 2000

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