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Macworld Conference & Expo/San Francisco 2007

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Apple Store(Japan)


2007年1月09日から12日までの4日間、San Franciscoで開催される
Macworld Conference & Expo/San Francisco 2007に関する特集ページです。

Apple Store(Japan)


基調講演レポート

・ジェームズ・ブラウンの記録が流れ、Steve Jobs CEOは登場した。

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「我々は今日歴史を作ることになる」と述べ、「我々がインテルプロセッサに切り替えることを発表したのはちょうど1年前でした」と言いました。

「私は、それを12カ月に以内に達成すると説明し、実際は7カ月で移行を完了した。」と言いました。

「それは(今まで)我々が我々の産業で見た最もスムーズで、そして最も成功した移行だった」と言いました。

アメリカで販売された Mac の2分の1の人が、初めてMacを買った人だったと説明した。

「2007が Mac のために素晴らしい年になるはずで、我々が今日を含めて Mac に向けて話をし続けることになる。」と彼が付け足し、これからもMacビジネスを続けることを説明した。

iPod は世界で最も人気が高い音楽プレーヤーで、 iPod nanoは世界で最も人気が高い MP3 プレーヤーだと説明した。

アップルは今日まで、iTunes Storeから20億曲以上の楽曲を販売した。

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次に、iTunes Storeと映画について説明し、最近、iTunes Storeのダウンロード販売数が減少したといった記事があったが、Jobs氏は「それが、いつの日付を見ているのかわからなかった。」と言いました。


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「 iTunes Storeの販売は大変上昇しており、2006年に販売した曲の2倍を記録していて、1日に500万曲以上も売れている。」と言い「信じられないかもしれません。1秒間に58曲売れているのですから。」と言いました。

Jobs氏は「 iTunes Storeが iTunes Storeを通して5,000万ものTV番組を販売し、4カ月間で130万もの映画を販売したと説明し「私は、すべての期待を越えたと思います。」と彼が付け足しました。

Jobs氏は、アップルがパラマウントとの取引を開始することを発表しました。

「トゥーム・レイダー、パトリオットゲーム、スタートレック、レッド・オクトーバー、スクール・オブ・ロックといった作品が加わることにワクワクしている」と述べ、iTunesで提供される映画は250タイトル以上になると説明した。


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次に、マイクロソフト社の「Zune」について説明し、我々のiPodに対するライバルとしてもっとも新しい製品となると述べ、それは昨年のホリディシーズンから発売が開始され、2パーセントの市場占有率を持っていたと言いました。そして「次の年は知らないが」と述べ、スクリーン上の Zune のイメージが炎に包まれて、次第に消えていきました。

Jobs氏は、2006年9月に行われたスペシャルイベントで明らかにしたプロダクト名称を「 iTV 」と呼んでいたが、正式には「Apple tv」と呼ぶと説明しました。

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Apple tv のワイヤレス接続によって、あなたのデジタルメディアをワイドスクリーンテレビと接続することが出来ると説明した。

ハードウェアは電源内蔵、 USB 2.0、Ethernet、Wi -Fi 内蔵、 HDMI 、ビデオ、オーディオポート、

そして光デジタルまたはアナログステレオ接続のオーディオポートを含み、720p HD ビデオ出力が可能。

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40GB ハードドライブを内蔵していて、 最高50時間分のビデオを収蔵することが出来ると説明した。


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Apple tvは新しい IEEE 802.11nの草案準拠を使用し、より速い無線ネットワーキング技術を搭載していると説明した。

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そして中身については「中にインテルプロセッサを搭載していて、我々が必要とするUIを処理する能力を持っている。」と付け足しました。

Apple tvは、1つのコンピュータとオートシンクし、最高5つのコンピュータに対してストリーミング放送をすることが出来ると説明した。

Jobs氏は「あなたが iPod を操作するのとまったく同じように、Apple tvを操作することができ、iTunes からダイレクトコネクトする。」と説明しました。

Apple tvの中にあるデータが、ユーザー側のパソコンに転送保存されることはなく、ネットワークを通してストリーミングされるだけだと説明した。

仕事が、インタフェースを示して、テレビ・ショーから映画トレーラーとクリップをかけて、その時アップルTVを証明し、デジタル・スチールイメージと音楽のために使うことができると付け足しました。

音楽の再生中に、アルバムアートワークが表示され、iTunes のようなCover Flowが現れると説明した。これは10秒ごとに切り替えられ液晶テレビの焼き付きを防ぐと説明した。

壇上に、MacBookを持ったPhil Shuller氏が登場し、段階をどのようにApple tvが、ほかのコンピュータで作動するかをデモして見せた。

Jobs氏は Sources メニューに行って、新しい iTunes に Connect を選択て、そこにPIN コードを入力した。Schiller氏のMacBook の上にテレビ・ショーが転送された。

Jobs氏は、Apple tvを発売出来ることを嬉しく思うと述べ、Apple tvを299ドルで、2007年2月から発売を開始し、オーダーの受付は今日から開始すると発表した。


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Jobs氏は「2年半前からずっと楽しみにしていた1日となる。」と述べ、「時として、全てを変えてしまう製品が現れることがある。仕事としてそのひとつにでも関わることができれば運がいい。幸運なことに、Appleはそうした製品をいくつか世界に送りだすことができた。」と述べ「我々は1984年にMacintoshを発売し、Appleだけでなくコンピュータ産業を変えた。」と説明し「2001年には最初のiPodを送りだした。われわれが音楽を聴く方法を変えただけでなく、音楽産業全体を変えた。」と説明しました。

そして「今日、我々は3つの革命的な製品を発表する。」と言いました。

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最初の1つはワイドスクリーンを搭載したiPodだと説明し、2つ目は革命的な携帯電話、3つ目はインターネット通信機器だと説明した。

そしてJobs氏は「これらは、3つに分かれた別の装置ではありません」と述べ「1つの装置」だと言いました。


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それを我々は「iPhone」と呼ぶと説明し「今日、Appleは電話を再発明することにする。」と述べると、会場は総立ちと拍手で包まれました。

Jobs氏は、従来のスマートフォンは、電話と電子メールなどに加え、ちゃちなインターネット環境を提供するだけに過ぎないと説明し「それほどスマートではなく、そしてそれほど使いやすくありません。」と切り捨てた。

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Jobs氏は「我々が望んでいるのはこれらではない」と述べ、スマートフォンが使いにくいのは、ハードウェアの40%を占めるキーボードだと述べ、iPhone はキーボードを搭載せず、スタイラスペンも使用しないと説明しました。

その変わりに「Multitouch」と呼ぶ新技術を使い「我々の世界での最も良い差し棒を使うつもりです」と述べ、それは、我々の手にある10本の指だと説明した。

Jobs氏は、 Multitouch はどんなタッチ・ディスプレイよりも正確に反応し、それは思いがけない操作を無視するし、多指のジェスチャーをサポートすると説明した。

我々は、これらの特許を持っていると説明し、さらに、他社より5年進んだiPhoneのOSは、Mac OS Xを搭載していると説明しました。

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Jobs氏は「我々は堅実な基礎から始める」と説明し「なぜモバイル機器の上にこのような精巧なオペレーティング・システムを走らせるでしょうか?」と述べ「それによって我々が必要とするすべてを得ることが出来ました。」と言いました。

それによって、マルチタスク、ネットワーク、パワーマネジメント、グラフィックス、セキュリティ、ビデオ、グラフィックス、オーディオコア、アニメーションなどの機能を得ることが出来きたと説明した。

これらによって、そして我々にデスクトップのクラスのアプリケーションとネットワーキングを作らせました。

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さらにiPodから学んだ事として、iTuneとシンクロすることが可能で、アドレスブック、カレンダー、写真、メモ、ブックマーク、メールアカウントなどを自動シンクロするこが可能だと説明した。

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iPhone は3.5インチの160pixel / inchカラースクリーンを特徴とし、ボタンは「home」ボタン1つしか無いと説明した。

Jobs氏は、どんなスマートフォンよりも薄い11.6ミリの厚さだと言った。

iPhoneは、片側にダイヤル式のボリュームスイッチがあり、ミラー加工された背面上に200万画素デジタルカメラを搭載していると述べた。

底面には話し手側の、マイクロホンと iPodドックコネクターが有ると説明した。

iPhoneは、装置の表面にタッチセンサー機能を自動的にキャンセルする加速度センサーが装備されていて、顔に近づけて、電話状態を保とうとする時に、顔に触れても誤動作しない仕組みが搭載されていると説明した。

また、周囲の明るさを感じるアンビエントセンサーが搭載されていて、それによって液晶面の明るさを自動調整する機能が装備されていると説明した。

さらには、加速度センサーが横置きから縦置きに変わったことを自動的に認識することもでると説明した。

Jobs氏は、実際にiPhoneのデモンストレーションを行った。

スクリーンの下から上に沿って、iPhoneの画面を指で軽く触れると、音楽リストが、滑らかにスクロールすることを披露した。

さらに、iPhoneの中に表示されたiTunesのカバーフローによるジャケット画像が反転し、そこにアルバムに収録されている曲が表示される様子や、ビデオ再生機能などのデモを行った。

Jobs氏は「我々は電話を再発明した。」と繰り返して言った。

次に、聴衆に向かって「キラー・ソフトウェアは何でしょう?」と問いかけ、キラー・ソフトウェアは「電話」だと述べ、ほとんどの電話機能は、おそろしく難しいと述べ、iPhoneはそれさえも簡単にしたと説明した。

また、iPhoneはPCあるいは Mac からのシンクロを特徴としており「ヴィジュアル・ボイスメール」を同期させることが出来るようになっていると説明した。

iPhoneで最初によそにかけたときの興奮はとても言葉にできないとし、「ランダムアクセスのボイスメール」が可能だと述べた。また、4つのGSMバンド (850, 900, 1800, 1900MHz)と EDGEに対応した電話であることを明らかにした。

これらは、最も人気が高い国際基準であり、Appleが将来 3G 携帯を作ることを計画すると述べた。

ネットワーク機能は、Wi - Fi とBluetooth2.0をサポートし、携帯電話のデータネットワークをWi-Fiを含めて自動的に切り替える機能を搭載していると述べた。

Jobs氏は、電話アプリケーションのデモを行った。最初に、Jonathan Ive氏をリストから探し出し電話を掛ける。その途中で、Phil Schiller氏から着信があり、そのまま3者通話が可能なことを披露した。

iPhoneのテキストメッセージ・インタフェースは iChat に類似していて、タッチキーボードが下から現れ、それで入力することが出来るデモを行った。

次に、iPhoneの写真マネージメントソフトウェアについて説明し、表示された写真を簡単にズームしたり、ラウンドスケープ・ポートレート切り替えによって写真をブラウズすることが可能な事を披露した。


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iPhone のインターネット接続は、リッチHTMLメール。IMAP / POP3をサポートしていると付け加えた。

そして、Webブラウザーとして、Safariが搭載されていると述べた。

Jobs氏は「iPhoneには最高のブラウザが欲しかった。だから世界で一番最高なブラウザであるSafariを選んだ。」と言いました。

画面上で指をつねると、Web ページの上にあるイメージが拡大されることを披露した。

Jobs氏は「Yahoo! がすべてのiPhoneユーザーに無料のプッシュIMAP eメールサービスを提供すると述べた。

メールユーザーからメッセージを受け取り、あなたは電話にプッシュするだけでよいと言いました。

iPhoneは、Dashboard ウィジェットをサポートしており、天気や株価情報などを見る事もできると説明した。

Jobs氏は「これはあなたのポケットの中のインターネットです。」と述べた。

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続いて、iPhoneのGoogle Map機能ついてデモを行い、まずスターバックスを捜して、場所をズームインし、そこに電話をして「ラテを4,000人分。失礼、間違いました。」と言って電話を切った。(場内爆笑)

そして、Jobs氏は、Google CEOであるエリック・シュミット博士を壇上に呼んだ。

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シュミット氏は、「Appleの取締役に迎えていただき、GoogleとAppleは多くの分野で協力している。」と述べ「もし合併したらApplegooだろう。」とジョークを言った後「我々はマーケティングは専門ではないが。会社をひとつにしなくてもひとつの製品を作ることはできる。どんな企業も常に、できるかぎり最善のことをすべきだ。スティーブは今日それを見せてくれた。」と述べた。

Jobs氏は、iPhoneの最初の一台をあなたにプレゼントすると述べた。

続いて、Yahoo! CEOであるジェリー・ヤン氏が登場し「Yahoo! の OneSearch機能が間もなく iPhone の上サポートされる。」と述べた。

ヤン氏は「アップルの取締役じゃないが、わたしにもぜひ一台。」と言い「ExchangeサーバのいらないBlackBerryのようなものだ。」と述べた。

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Jobs氏は、再びデモを行い、音楽を聴いている途中に着信があると、音楽がフェードアウトして切り替えられることを披露した。

そして、ライバル製品との比較として、PalmのTreo, BlackBerry、ノキアE62, モトローラQなどを紹介し「今日この日から、こういった電話を二度と同じ目では見られなくなるだろう。」と述べた。

次に iPhone 用のアクセサリーとして、マイクロホンとスイッチのステレオヘッドホン、Bluetoothヘッドセットなどを紹介した。

iPhoneのバッテリー性能について、通話とビデオ再生を5時間連続で行え、音楽再生だけであれば16時間連続再生可能だと説明した。

Jobs氏は「設計のあらゆる側面で世界最高の水準を押し上げた究極のデジタルデバイスだ。ではいくらで売るべきだろう?」と熟考するポーズをとった。

Jobs氏は「一番ポピュラーなiPod nano (Second Generation)/4GBモデルの価格は199ドルだ。これにスマートフォンの2年契約料の299ドルを加えると499ドルになる。」と述べ「これだけの機能を搭載したiPhoneに幾ら上乗せすれば良いか?これについては色々考えた結果、そのまま499ドルで販売することに決めた。」と述べ大拍手を受けた。

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価格は、2年契約料を含んでいて、4GB モデルが499ドル、8GB モデルが599ドルだと発表し、これらはアメリカで6月から発売開始される予定だと明らかにした。


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さらに、ヨーロッパでは、今年の第4四半期(10月〜12月)に、アジアでは2008年に発売を開始する予定だと述べた。

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キャリアはCingularで 、米国内ではCingularを通じて独占販売され、Apple StoreとCingularで販売されると発表した。

Jobs氏は「我が国で最も良い、そして最も人気が高いネットワークです。」と述べ、Cingular がヴィジュアル・ボイスメール技術を共同開発しただけでなく、ネットワーク技術の開発には必要不可欠だったと説明した。

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CingularのCEO Stan Sigman氏は、ステージ上でJobs氏と固い握手を交わし、そして「彼の会社が最も多くの機能が1つにまとまったワイヤレスプロダクトを先駆けて発売できることを嬉しく思う。」と言いました。

Jobs氏は、携帯電話の販売台数は、9億5700万にも達するとスライドを見せながら説明し「2008年までに、そのシェアの1%のマーケットシェアに相当する1,000万台を販売する予定。」だと説明した。

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そして「我が社は世界中で最も素晴らしいプロダクトを持っているつもりだ。」と述べ、「われわれはMacをつくり、iPodを作った。これにApple TVが加わり、iPhoneも仲間入りした。このなかでコンピュータと呼べるのはMacだけだ。」と説明し、

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社名を「Apple Computer Inc.」から「Apple Inc.」に変更すると発表した。

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Jobs氏は「 iPod は2001年にすべてを変えました。」と述べ「2007年は、iPhoneで再び行う。」と述べた。

そして、Jobs氏は、Apple従業員に立ち上がるよう促し「もちろん、われわれの家族にも感謝しないわけにはいかない。ここ6ヶ月のあいだ、あまり家族の顔を見ていない。家族の支えがなければやり遂げるのは不可能だった。どれほど感謝しているか、必要としているか。ありがとう。」と賛辞を述べた。

最後に、Jobs氏は、John Mayer氏を呼び、John Mayer氏の演奏で基調講演は終了した。






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