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隠されていたAppleバナーは |
iPom
miniとiLife'04のモノ |
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Appleブースへ向かう通路には各種新製品のバナーも登場 |
・iPod mini
iPod miniを触ってみると最初に感じるのが「おぉ、金属!」という感触。金属独特の冷たさや、ズシッという重量感は持っていて嬉しくなる感じでした。
iPod miniにて初めて採用されたのが、スクロールパッドと操作ボタンが一体化されたタッチパッド操作ユニット。このユニットについては触ってみるまで慣れるかどうか不安だったのですが、実際に触り始めてみれば1分もしないうちに無意識に操作出来るようになり、今度は逆にiPodに戻った際に指の移動距離が大きいことにまどろっこしさを感じるようになる程でした。
その他の操作性はiPodと同一。当然Firmwareのマルチランゲージ化も行なわれていますので、展示機を日本語インターフェイスに切り替えて利用する事も可能でした。
なお、iPod miniのヘッドホンコネクタ及びDockコネクタの形状はiPodと同一になっているもののFirmwareから録音機能などの外部拡張機能が取り除かれているので、これらの機能を提供するアクセサリ群は動作しないとのことでした。
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Appleブースで説明に当たる全スタッフの腕には各色のiPod
miniが |
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iPod
miniは日本語インターフェイスにも対応済 |
・Final Cut Express 2
Final Cut Express 2を一言で説明すると "RT Extremeを搭載したDV専用FinalCutPro3"。
Final Cut Proと比較するとカラコレが3wayでは無く2way、DVの生データを扱うことが前提なのでプロジェクトマネージャが無い、タイムコードの表示方法が前バージョンと同一など、確かにプロ用途では機能の物足りなさを感じるものの、BorisのテキストエディタPlug-inが同梱されているなどFinal
Cut Pro 3で味わった「こんな機能が同梱されている! これで編集が楽になるぞ!」という衝撃を思い起こさせてくれるには充分な出来となっていました。
なお、Final Cut Express2では「Final Cut Expressで動作するプラグインなどの外部ソフトウェアは基本的に動くはず」という事でした。
ブースで触っている際に感じたのは、Final Cut Express登場時は「iMovieより一歩上を目指す人へ」というのが謳い文句だったですが、Final
Cut Express 2は「Final Cut ProでDVしか扱わない人へ」という文句の方が良いのでは無いかと思われるほど高性能化しているので、iMovieからのジャンプアップは結構難しくなってしまっているのでは無いか?という点。
個人的にはFinal Cut Express 2にこそ、自動で色調整させやすい3wayカラコレが必要だと思うのですが...
・iPhoto 4
iPhoto 4について「JPEG2000に対応出来ているのか」について尋ねてみましたが、「QuickTimeでは対応出来ているから...」という感じで明確な回答は得られませんでした。出荷後に検証の要が有りそうです。
・Dension USA
カーAVシステムのコントロールインターフェイスとしてiPodを利用する 「iceLink iPod」 を発表していました。
iPodのヘッドホンコネクタに取り付けたアダプタをCDチェンジャーに接続する事によってiPodのホイールを回す事でFMラジオの選局が行なえる上に、カーAVの音源を"CD"に設定する事によってiPodの音をカーオーディオより出力する事が可能となります。また電源は車載の12V
DCをFirewireパワーに変換して供給されるようになっていますので、長時間の利用にも耐えられるようになっています。
現時点ではBMWやTOYOTA, VW, Ford, Honda, Miniなどが採用している規格化されたカーAV制御コマンドに対応しているとの事でしたので日本国内の車でも問題なく動作するとは思われますが、日本では販売は代理店が無い事も有って「発売したいとは思うが未定」との事でした。
これまでFMで音を飛ばす機器は存在しましたが、制御まで踏み込んだ製品となると初登場でしょう。
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カーオーディオをiPodで制御するというのは初めての試み |
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