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1月7日会場レポート

・Appleブース - QuickTime 6.1

 QuickTimeコーナーのパネルには何故か未発表の「QuickTime 6.1」の文字と、サブカテゴリーとして「MPEG-4」「3GPP」の文字が。

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AppleブースQuickTimeエリアでhQuickTime 6.1を利用して
"MPEG-4"と"3GPP" のデモが行われている



大混雑だったのでスタッフへのインタビューしか出来ませんでしたが、現場のQuickTime担当スタッフは全員が世界初のMPEG-4 3GPP対応端末となるNTT DoCoMo の 「FOMA N2051」 を持って、携帯端末で映像再生が出来る事をデモしていました。端末のインターフェイス自体は英語になっていたものの、再生された映像は アップルの菊地桃子嬢Switch.CM。どうも日本で映像を仕込んだ端末のようでした。

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日本のSwitchCMを流すFOMA N2501



 今回デモしている3GPP対応のQuickTime 6.1は近日リリース予定。書き出しについてはISMAと同様にメニューに「3GPP」という項目が増える形になるとの事です。

 現場のスタッフとやり取りをしていると「FOMAはNECの他に富士通・Panasonic端末も有るぞ」というようにかなり詳しかったので、auやJ-Phoneなどのキャリアも有るけど対応するか?っと話を振ったところ「auはMPEG-4と言ってもスタンダード規格のじゃない。QuickTimeの今後のバージョンで対応するけど詳細は未定。J-PhoneはまだMPEG-4に移行していないけど、今後移行したら対応する事になるだろう」と、流石はMPEG-4展示エリアで解説員をしているだけあって日本の携帯電話キャリアについても完璧に把握していました。

JBL

 2chのサウンドを美しく再生出来るという4.1chサラウンド・スピーカー「invader」を発表していました。相変わらず形は奇抜。騒々しい会場内での展示だったので品質を聞き分ける事までは出来ませんでしたが、「もの凄く奇麗でクリアな音を出す」との事でした。

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4chにサブウーハで4.1chのJBL "invader"



Dr.Bott

 AppleがAirPortのページでも紹介している AirPort用指向性アンテナ 「ExtendAIR」を発表していました。これはAirPort Extremeより設置された「External Antenna Connector」に接続して利用するもの。現時点ではDr.BottのみがAppleよりコネクタの供給を受けて製品化している唯一のデベロッパとなり、AppleStoreでも取り扱われるそうです。

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Appleとのパートナーシップで誕生した指向性アンテナ "ExtendAIR"



 ExtendAIR のラインナップとしては、無指向で75mまで電波を飛ばす 「omni ($99.95-)」と、70度の角度で150mまで電波を飛ばす「direct ($149.95-)」の2製品。日本でも既に検証を開始しており、近日中に発売出来るような体制を準備しているとの事でした。

Micromat

 Mac OS Xにネイティブ対応して処理が非常に高速化された上に、HDのS.M.A.R.T.などもサポートした高性能メンテナンスツール「TECH TOOL PRO 4」を発表していました。

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S.M.A.R.T.などもサポートする高性能メンテナンスツール "TECHTOOL PRO 4"



 日本でもローカライズしたバージョンをリリースする予定だとの事でしたが、現場のスタッフでは時期などは分かりませんでした。

Oxford Semiconductor

 Firewire 800 (IEEE 1394b)とUSB 2.0に対応したコントロールチップ「Oxford 922」を展示し、対応製品として MaxtorのHDドライブを展示していました。しかし、Maxtorによれば展示品はテクニカルプレビューなので製品化の時期は未定との事でした。Expo会場内では Oxford 922 を利用した製品をLaCie・SmartDiskなど数社が発表していましたが、LaCieが3月にHDドライブを出す事より製品化を開始し、順次全製品をFirewire 800に置き換えて行くと答えてくれた以外は全社が「対応時期は未定」としていました。

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Oxford922チップセット

Maxtorのサンプル製品。Firewire 800のポートが2基出ているのが分かる



ちなみにOxford 922はバイリンガルChipなので、コンバートケーブルを挟めば400Mbps Firewire (IEEE 1394)の接続も可能です。但し速度はもちろん最高速度400Mbpsとなります。

Channel Storm

 高性能リアルタイムQuickTimeブロードキャスタの次期バージョン「Live Channel 2.0」のデモを行っていました。

 今回のバージョンはMac OS Xネイティブアプリとしてプログラミングされたもので、これまでのスイッチャ的なソフトウェアから、背景を付けたストリーミングデータの上に小ウィンドウのような形でテキストやストリーミング映像を入れられるように進化していました。これまでもストリーミング映像の上にテキストをオーバーレイさせる事が出来ましたが、今回は映像までもオーバーレイ出来ると考えれば分かりやすいでしょうか。

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インターフェイス自体は大きな変化は無いが、
LIVEのボタンが複数押せるようになっている

ブースに立っているのがCEO



 ちなみに、最大でストリーミングを2つ、既にエンコードされているデータであれば4つまで同時にオーバーレイさせる事が出来、またストリーミング中に小ウィンドウのサイズや位置、透明度までもダイナミックに変化させる事が可能となっています。

英語バージョンでも2byteコードを問題なくハンドリング出来るものの、日本ではインターフェイスを全て日本語化したバージョンをイメージワンより発売するとの事でした。

ORCA Production

 QuickTimeのオーサリングで知られる大阪のオルカ社がSanJoseにオフィスを開設し、アメリカ市場への進出したという事でQuickTimeテーマゾーンへ出展していました。アメリカにおいては「既に自社サーバーやストリーミングサーバを持っている所がほとんど」という事でサーバーのホスティングサービスは行わず、QuickTimeのオーサリングやデータフォームの作成などの作業を行ったものを納品するソリューションサービスとしてビジネスを展開されるとの事でした。

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国内最大のQuickTimeデベロッパがいよいよアメリカに進出



ちなみに、オルカ社はQuickTime Skinの中にストリーミング映像やFLASHデータを埋め込んだ 「StyleJam 2002」のサンプルデータを英語インターフェイス化したものをブースに持ち込んでいましたが、これはAppleブースでも展示されることになったようで、ブーススタッフがデータを持って行ったとの事でした。

Maxtor

 Firewire 800対応HDドライブを自社ブースとOxfordで行いつつ、最大200GB HDを搭載したHDドライブ「PERSONAL STORAGE 5000DV」の発表を行っていました。

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シングルで200GBのドライブ。インターフェイスはFirewire



Nikon

 Mac OS XでRAWデータをハンドリング出来る「Nikon Capture」や、スキャナのMac OS X版ドライバ&レタッチシステムである「NikonScan」などを参考出品していました。詳細は追ってレポートします。

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Nikonデジカメユーザーが待ち望んでいた
Mac OS XネイティブのNikon Capture

スキャナもMac OS X対応へ



ATI Technologies

 「RADEON 9700 PRO」をインストールしたPowerMac G4 (MDD)にてゲームを自由にプレー出来る展示を行っていました。展示マシンの中にインストールしたものしか無い為に、カードの写真などはちょっと撮れないようになっていましたが、かなりのパフォーマンスを叩き出しているようでした。

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RADEON 9700 PROをフューチャリング



nVIDIA

 新PowerBook全機種にグラフィックチップが採用されたnVIDIA社も出展していましたが、内容としてはAppleの製品に搭載されているグラフィックチップはnVIDEAのものというアナウンスに留まるのみ。単独の製品としてのアナウンスなどは行われていないようでした。

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単独製品の発表は無し



Griffin Technology

 USB接続によって非常に高音質のオーディオを提供する高性能アンプ「PowerWave ($99.99-)」を発表していました。ちょっと筐体サイズが大きく感じはしますが、高音質と言い切るだけ有って品質は流石のもの。インターフェイスも充実しているので、家庭ユースなどでは重宝しそうです。

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USB接続の高性能アンプ



Crywolf

 会場内で Crywolf社etc 数社がリリースしていたのが、PowerMac G4 (MDD) を収納するサイレントボックス「Coolmac Silencer」。消音化対策がされているので確かに静かにはなりますが、Xserve並にスペースを浪費する非常に巨大なボックスになってしまうのがネック。日本でのニーズはサウンドスタジオなどかなり限られたものになりそうです。

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Reporters
・東 三千雄 (Michio Higashi)