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January 2002 MACお宝鑑定団 
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Keynote Speech Live!


Apple QuickTime Live (1/08のA.M.2時から放送)

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Keynote Speech report

さあはじめようと言ってジョブスは登場しました。そしてまず彼は直近四半期の業績について語りました。

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iPodはニューズウィークやニューヨークタイムズ等が絶賛し、9月10日に発表された後、12月24日までに125,000個を出荷し、今後60日以内にさらなる販売増を見込んでいると語りました。

つづいて彼はリテールストアについて語ろう、と言いつつ、「どれくらいの人が行ってみた?」と場内に問いかけました。続けて彼は「昨年中に私達はリテールストアを25店開店する計画を立て、実際には27店を開店した。これはマックユーザではない95%の人たちに訴求する手段として彼等にマックに触ってもらうことを目的とした戦略だったが、実際に店でのCPU購入者の実に40%がマックを初めて買う人たちだった(場内拍手)。さらにこのエキスポに来訪が見込まれているのは8万人だが、リテールストア27ヵ店には12月単月で実に10倍の80万人が来訪しており、周知効果が高い」と話し、アピールしました。

次に「メーン州の話をさせて欲しい」と切り出し、メーン州政府が同州の小学校7・8年生と担当教諭一人ずつに無線付PCつまりiBookを割り当てる決定をし、3万6千台という教育市場では再大規模の発注を行ったことを明らかにしました。ジョブス氏は「他の49州でも頑張る。マックを排斥?したテキサス州でも逆襲してやる。」と言い、会場を湧かせました。

そして「最も進んだOSであるMac OS Xについて述べたい。」と言い、ビジネスウィーク誌等が同OSを絶賛したこと紹介しました。またこの一年間の順調なスケジュールを協調し、特にこの半年間には10.1がリリースされ、種々のバグフィクスが行われたこと。そのことに呼応するように対応アプリケーションも1,200種類を越えたこと、そしてそのうち40%はこの60日の間に対応が実現したと言う事実はとても重要であり、その中でも重大な出来事はMicrosoft Officeの対応であり、同社に感謝したいと述べました。

そしてMicrosoft社と同様に重要なパートナーであるAdobe社の動向にについて同社の社長ご自身に語って頂こうと述べ、同社のナラヤン社長を壇上に招きました。

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ナラヤン社長は同社がDTP、 ネットワークパブリッシング、 ウェブパブリッシングをマーケットの中心に位置付け、 ビデオストリーミング技術やワイヤレス技術への対応に注力していることを述べ、続いてラッセル・ブラウン同社シニアプロダクトマネージャーがOSX対応版illustratorとInDesignを使用した指輪物語のサイトの製作デモを行い、フォトショップで作製されたデータやエクセルのテーブルも簡単に使用できることをデモしました。同社長は席上Go Live 6.0とLive Motion 2.0のリリースについても発表しました。

ナラヤン社長等はその後明らかにジョブス氏を意識した言い回しで、「あ、そう言えば、もうひとつ大事な製品のことを忘れていた」と言い、場内の笑いをとるのに成功した後、OSX対応のPhotoshopのデモを行いました。デモではドックに収納されたアクアライクなアイコンが披露され、イラストの表面処理の際のテクスチャリングが如何にスムーズに行われるか、イラストレータとの連係、編集可能なテキストデータをインポーズ出来、それにスペルチェックもかけられることが示されました。

ナラヤン社長は退場の際、「InDesign 2.0はすぐに出荷される。」と言いましたが、心優しいジョブス氏の「じゃ次はPhotoshopの出荷をみんなで待とう。」とツッコミを受けていました。

つづいてPalm社のブラッドリー社長がプレゼンテーションを行い、同社長は「マックはとても大事なプラットプラットホーム。その為現在もパームにシンクロ用のUSBクレイドルと日本語と含む各国後対応のMacOS用ソフトを同梱している。今回はOSXでの対応状況を見せよう」といい、OSX環境上でvcardを画面上でドラッグすることでカレンダーや住所録等の情報が表示され、実際にパームをクレイドルにさすとPCとの間で情報のリンクを行うことが出来ることをデモした後、このデモに使用したシンクロソフトが同社のサイトからDL可能であると述べました。

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続いてジョブス氏自らマイク・エバンジェリスト氏が新しいFinal Cut Pro 3のデモを行うことを紹介しました。エバンジェリスト氏は、Final Cut Pro 3のリアルタイム処理能力をESPNのLifeという番組の素材を用いてデモしました。

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同氏は「二つのシーン間のトランジションの処理は三週間前(笑)までは大変だったけど、今ではワンクリックで即座に出来るようになった。クロックウェイトランジションも同様だ。もう待たなくていい。」と言い、その言葉通りレンダリング等で処理が止まることが全くなく二つのシーンを繋いでみせ、タイトルのスーパーインポーズも同様に行ってみせました。

続いて同氏はリアルタイムカラー修正のデモを行い、「数週間前までは(笑)ハードに依存したシステムに頼らざるを得なかったこうした修正も今ではFinal Cut Pro 3の画面上のカラーポイントを操作するだけで簡単にできるし、修正前と後の比較もその場でできる。しかもこれはPowerBookでもできるのでハードや場所に依存しない画期的な編集環境が出現した」と述べてデモを締めくくりました。

続いてWalframリサーチのテル・グレイ氏が登場し、OSXに対応したMathmatica 4について説明しました。氏はMathmatica 4について一般ユーザ向けに分かりやすく紹介し、「これはマックみたいなソフトでいろんなことができるものだ。複雑な数式を打ち込んでもその場できれいに表示してくれる。35桁の数字の長時間計算も安心してPowerBookでできる。他のOSでは恐くてこんなことできない。数式に基づく3Dモデルの際限性もクォーツのおかげでとてもスムーズ。」と述べOSX対応によるメリットを狭長しまし、最後に「興味があったら、うちのブースによってね。」とアピールし、独特のテイストふりまいて壇上を後にしました。

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その後、じゃ次はゲームとのジョブス氏の紹介と共にアスパイヤ社のマイクロジャース社長が登場し、同社が昨年マック向けに10作品をリリースしたことを紹介し、「ハリー・ポッターと魔法の杖」のデモ画面を紹介しました。

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続いて「今度はサードパーティーベンダーではなくて、顧客サイドのプレゼンンテーションだ。」との断りがジョブス氏からからあり、ルーカスフィルムのダン・グレゴリー氏が登場し、ジョージ・ルーカス氏のメッセージフイルムを紹介した後、同社のアニマトリック部門がOSX上でMayaとプレミアを使って4000シーンをスター・ウォーズ・エピソード2の為に作ったことを披露し、Mayaのワイヤーフレームモードでの動きの検討やテクスチャモードによる画面の出来上がり確認のデモ、AfterEffectsによる画面の動きを管理するので、製作サイドからのアングルの変更にも簡単に対応できるとのコメントがありました。

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その後、ジョブスが再び壇上に現れ、「次にここ3ヶ月の進捗を披露しよう」と言い、「今日から出荷されるマックの全てがデフォルトでMacOSXから起動する。」と述べました。(場内軽い驚き。)ジョブス氏はまたOS9はもちろんClassic対応の為にハードディスク内に残されると述べました。

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そしてジョブス氏はデジタルハブについて再び語り始めました。氏はこの構想を去年のエキスポで発表したこと、PCはデジタルライフスタイル(デジカメやDVDプレーヤ、MP3プレーヤ等多くのデジタルデバイスに囲まれた暮らし)の中心になることに言及しました。

その上でジョブス氏は新たに「これらのデジタルデバイスを2つのカテゴリーに分けよう。まずiMovieやでiDVD等の利用でその楽しみの幅が広がるデジカメ、DVDプレーヤといった製品、そしてMP3プレーヤ等、PCと連係しなければ、そもそも機能しない製品の2種類だ。その上でこの一年間私達はiMovie2、iTunes、iDVDを出した。」と言いました。

ここでジョブス氏はiMovieのデモを行い、デモクリップのトラックへのドラッグによる編集、コマ送り、早送り効果をデモし、実際に13歳のスケボー少年が自分を被写体に週末に作ったかなりクールなビデオを紹介しました。そしてジョブス氏は「もはや消費者は単に消費するだけではなく、自ら作品を作る作家になりつつある。」と指摘ました。

続いてジョブス氏はiDVDではiDVD2になってモーションバックグラウンドの作製が可能になったとアピールしました。その他サムネールボタンの位置変更やその他のクールなバックグラウンドの選択オプション、スライドショーの作製が可能なこと、ワンクリックでDVDを焼くことが可能なことも強調しました。

またジョブス氏はすでに10万枚のDVDメディアを販売したことも明らかにし、iDVDによってDVDの製作が一般ユーザーの手の届くホビーになりつつあることを協調しました。

では次にiTunes、と言い、ジョブス氏はiPodを繋ぐだけでPCと同期させるデモに突入しましたが、何故か同期が終わりません。大人なジョブス氏は「出来たかな?まあいいや普通はできるし(場内爆笑)。」と言いおいて、次のデモに移りました。

ジョブス氏は語り始めました。「じゃあデジカメはどうだろう?これは実に60万台が(年間で?)売れている。これはカメラ全体売り上げの30%にあたる。そして我々はこのデジカメの為にiPhotoを出すことにした。」

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「パソコンへのインポート、画像の編集、そしてプリント。こうした作業をその度にいろんなアプリをとっかえひっかえしてやるっていうのは悪夢だ。特にこれを友人や親達の為に何度もやるのはさらに悪夢だ。(場内爆笑)iPhotoならインポートも編集もプリント時の設定も全部やってくれる。ColorSyncで作品の一貫性も保証される。」ジョブス氏はテンポよく語り続けます。「さらにデジタル写真のJPEGファイルの保管と整理と再配布は大変だ。ここに素敵なキャノンのデジカメがある。ちょっとデモしてみよう。」と言い、手近の社員を呼び寄せ、「10万人が君を見ていることなんて意識しない。笑ってー。(笑)」等と言いつつ彼女の写真を撮り、iPhotoを起動してそのサムネールを表示、インポートパネルでカメラ側のデータを選択、削除が出来ること、サムネールのサイズ変更、フィルムロール分類、アルバムフォルダを作ってサムネールをドラッグし、写真を分類できることをデモしました。

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また編集も簡単でトリミングの範囲指定、写真の規定サイズやDVDの画面に合わせた切り出しも可能であることを示した後、ジョブス氏は「Photoshopとの連係も設定出来るんだけど、Photoshopはまだ出て無いので。(爆)」と発言し、しつこく突っ込みを行っていました。

またスライドをクロスディゾルブさせつつ好みの音楽と組み合わせられる、良い感じのクリップを作る機能を紹介し、「こういうのを作りたくて僕らは仕事をしてるのさ。」とジョブス氏は言いました。

続いてiToolsを利用してHomePageへの写真の自動アップロードもでき、世界中のPCから参照できる機能を紹介し、さらに「じゃプリントしたい時は?実は紙質、サイズを選択するだけインターネット経由でKodak社に現像を依頼できるんだ。Posterサイズでも20ドル。おじいちゃんおばあちゃんへの配送手配もオンラインで可能。」とやってみせ場内はこの日一番の大拍手に包まれました。

続いてジョブス氏は「私はスライドやウェブページも好きなんだけどほんとは自分だけのアルバムが欲しい。実はページレイアウトプログラムもiPhotoにはついてるんだ。」と言い、ページあたりの写真数指定、レイアウト指定が出来て、アルバムの体裁も6種類から選べ、装丁も指定が可能なアルバム作製サービスも始まることを明らかにし、価格は10ページで29.99ドルからでページの追加も可だと述べました。そして半ばお決まりながらiPhotoは今日からOSXユーザは無量でダウンロード出来ることがアナウンスされ、場内は再び拍手に包まれました。

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そしてパパが出産当日に撮った写真でアルバムを作り、後日ママと幼い子供にアルバムを見せながら当日の様子を語りかけるというコマーシャルが上映されました。

ジョブス氏は「ここでiBookについて語ろう。」と言いました。そして雑誌・各新聞が最も優れたラップトップと絶賛したことを引用しつつ、iBookのモデルチェンジを行い、現行モデルをCD-ROM搭載のコンボモデル1,199ドルとG3/600Mhzとコンボドライブを搭載し、1,499ドルのモデルの2種類に統一する一方、新たに14インチディスプレイにG3/600Mhz、メモリ256メガバイト,HD20GBのモデルを1,799ドルで投入することを発表しました。

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そして雑誌・各新聞が最も優れたラップトップと絶賛したことを引用しつつ、iBookのモデルチェンジを行い、現行モデルをCD-ROM搭載のコンボモデル1,199ドルとG3/600Mhzとコンボドライブを搭載し、1,499ドルのモデルの2種類に統一する一方、新たに14インチディスプレイにG3/600Mhz、メモリ256メガバイト,HD20GBのモデルを1,799ドルで投入することを発表しました。

「そしてiMacだ。ジョブス氏は続けました。98年5月に発表したiMacは今やPCの使い方、PCに対する考え方、そしてPCメーカーの進むべき道までを変えてしまった。」そしてこれまでのiMac発表から現在に至るまでのテレビコマーシャルが上映されました。

上映が終わった後ジョブス氏は言いました。「これまでにiMacの売り上げは6百万台を数えた。お客さまには本当に感謝を申し上げる。しかし我々は今日今までのiMacにさよならをいおう。新しいiMacはよりデジタルハブとしての役割を明確にしたものになる。

また私達はお客さまの要求に答える為、フラット・スクリーンを採用した。15インチのフラット・スクリーンは17インチのモニタに匹敵する画面の見易さを持ち、フリッカリングも発生しない。

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またG4を積むことにした。デジタルアプリの高速化を約束する為で、デジタルアプリを活用する観点からスーパードライブも搭載することにした、同時にDVDメディアも一枚5ドルにした。

これらは全て従来はプロ向けの仕様だった。加えてNVIDIA GeForce2 MXも搭載する。」(場内歓声。)

「じゃあデザインは?我々は2年間これに取り組んできた。その結果としてオールインワンは基本だ。フラット・スクリーンもマストだ。で、どうなったか?(ジョブス氏が言うが早いか壇上スクリーンのiMacの写真の後ろ半分がすっぱり切り落とされる。(場内爆笑))

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「でもこうするとコネクタがはみだすし、ドライブも入らない。ここでビッグアイデアが飛び出した。」(スクリーンに大きくBIG IDEAの文字が)

「パーツの形をそのまま別々にデザインに残したらどうだろう?(Let Each Elements be Themselves)そしてすばらしいデザインが誕生した。」(舞台下からせり上がってくるNew iMac、場内歓声と拍手。)

そしてジョブス氏は新しいiMacの特長を次の様に語りました。スクリーンはフレキシブルに可動する。(支持架はまさに卓上ライトのアームそのもの)

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コネクタは全て本対後部に並ぶ。匡体はCDケースにほぼ隠れるくらい小さい。匡体の直径は10.5インチしかない。底面もきれいにデザインされていて、開けるとメモリ等の増設が可。

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ジョブス氏は続けました。「スペックとして15インチモニタに G4 700Ghz /メモリ128mb/HD 40GBそれに CDRWを装備したモデルは一年前には3,500ドルだったものが1,299ドルになる。これはG4とフラット・スクリーンのすばらしさは皆に分かってほしいが為にそうしたのだ!ラインアップとしてはCPU700Mhz/メモリ256mb/コンボドライブ装備のものが1,499ドル、CPU800Mhzでスーパードライブ装備のモデルが1,799ドルで提供される。1,799ドルのモデルがまず今月末から出荷開始され、他のものも3月末までには出荷が始まる。予約は本日から開始される。」

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そして同時にジョブス氏は社長がApple社の役員を兼任するGenenteic社がNew iMacの素晴らしさに惹かれ、すでに1000台を発注済みであることも明らかにしました。

続いてラップ調の曲にに合わせてアームをふるNew iMacをフィーチャーしたデモビデオが上映され、その中でジョナサン・アイブ氏はこれは究極のデジタルハブであり、またこれも革命的なデザインであるシンプルな浮いているようなモニタフレームを表現することに非常に腐心したと語りました。その次にフィルシラー氏が登場し、ジョブス氏が語ったデジタルハブ構想を再度総括しました。また著明なアーティストの1人としてフランシス・コッポラ氏が登場し、写真による表現やプレゼンテーションを簡単に実現する道具だとして賛辞を呈しました。

上映終了後会場内は大拍手に包まれました。

ジョブス氏はそれを受けて、「多くの優秀な人々がこれの為に働いて、僕らは理想にかなり近付けたと思う。」と言い各チームに謝辞を述べました。

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その上で、「戦略についてもう一度語ろう。」と言い、「それはイノベーションだ。Xは完全に新しいOSだ。PBG4は抜きん出た存在だし、スーパードライブの導入、Iアプリの導入、そしてNew iMacの投入もその為だ。これらを実現する為に1,000人の社員を解雇しなければならなかったのだ。次の輝ける時代を実現する為に投資を集中しなくてはならない。一から作りあげたNew iMacとリテールストアで実際にいその上でiアプリを試せる体制を作ったのは全てデジタルハブを中心に据えた構想に基づいたものだ。」

「そしてそうした考えを支持してくれているのは僕達だけではない。」とジョブス氏が言うと同時にスクリーンにはNew iMacを表紙にしたタイム最新号が写し出されました。(場内歓声と拍手。)


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