.
.


title_keynoteny99.gif


July 1999 MACお宝鑑定団 
counter


各社の広告
EXPO NewYork 99

Keynote Speech Live!


・Apple Macworld NY 99 Keynote (再放送)
・ZTTV Jobs Wows 'Em Again at Macworld (再放送)

(日本時間 7/21 午後10:00から放送)

sjmwny99image.jpg
基調講演関連リンク


MACWORLD Expo/NY基調講演詳報 (MacWIRE Online)
MACWORLD Expo/NY基調講演フォトレポート (MacWIRE Online)
まさに“iMac to Go!”持ち歩けるiMacを具体化したiBook (MacWIRE Online)
基調講演速報!! (MACPOWER)
スティーブ・ジョブズ氏基調講演(写真版) (ASCII 24)
Steve Jobs Keynote from MacNN (翻訳 Pierre Design)
Steve Jobs基調講演レポート (PC Watch)
第3章 ジョブズ (bonito)

Keynote Speech report


・基調講演の幕を開けたのは、ジョークからでした。多少髪型が違うジョブズ(Pireates of Silicon Valley」でジョブスを演じた、Noah Wyle氏)が出てきて、当然のごとく拍手が当分やみませんでした。「凄い、めちゃくちゃ凄い」等の形容詞を並べて客席を盛り上げると本物のSteve Jobs氏が登場するとまず、恒例のAppleの業績について触れました。Appleの現在の財務状態が、第3四半期の黒字を含めると銀行に現金で3兆円を超える貯金があると発表していました。

nw.gif iceo.gif


次にAppleはQuickTime TVを発表しました。まず、Star Warsの予告編のダウンロードが2300万を超えたと発表し、これらのダウンロードの総量は400テラバイト(4兆メガバイト)を超えるデーターがAppleから発信されたと発表していました。さらにJobs氏はQuickTime 4.0を1200万人もの人たちがダウンロードしてユーザーになっていると言いました。

quicktimetv.gif


まず、最初の発表はQuickTime TVでした。これはストリーミングメディアのコンテンツを含んだチャンネルの総称で、Macintosh上でTVを実現するAppleの計画だと発表しました。TVの基本的な構造はTV receiver, TV station, broadcast network, そしてContentsの4種類で、これらをQuickTime 4.0に当てはめて説明していました。まずQuickTime 4.0はTV Stationとして振る舞うQuickTime Serverから受け取った画像をTV receiverとして動作し(ここでQuickTime ServerもしくはDarwinについて簡単に触れました)、またAppleのストリーミング技術は現行の他のモノと比較してbroadcast networkを重くしない(つまり、インターネットに負荷をかけない)で、ストリーミングの体験を劇的に改良するだろう、と言っていました。ここでPhil Schiller氏が登場して、これらのデモを行いました。

Phil.gif


QuickTime PlayerのDisneyのインタラクティブなコンテンツに入って、「Toy Stories 2」の予告編をストリーミングでダウンロードしたりしました。最初からBBCやBloomberg、Fox Newsなどのブックマークが用意してありましたが、これにABC NewsやRollingStone.com、Disneyなどが加わると発表しまして会場から拍手を受けていました。

macos9.gif


次に、Mac OS 9が正式に発表されました。10月に99ドルで発売される予定だそうです。これには50の新しい機能が加わったそうで、Sherlock 2.0も発表されました。ここで再びPhil Schillerが壇上に登場して、Mac OS 9のデモを行いました。 ここではSherlock 2.0の新しい機能について発表されました。Phil氏はSherlock 2.0の電子商取り引きの機能を使ってデモを行いました。Sherlock 2.0の右上隅のボタン(カートを運んでいるマンガが書いてある)を押すと、検索結果に従ってオンラインショップの中の商品を検索できます。ここでPhilは「Apollo 11(アポロ11号)」と入力して、いろいろなオンラインショップを探索しました。ここで画期的な事は、検索結果としてName(名前)とPrice(価格)、そしてAvaivabilitiy(入荷予定時期)が出力される事です。これらはその条件でソートすることも可能でした。オークションサイトの検索も最初から用意されていた様です。デモではPhilはApollo 11に関する本をAmazon.comから探し出していました。

Sherlock2.gif


そしてAppleの製品戦略について話が移ります。Jobs氏は正方形を4つに分割した例の製品戦略の図を出して(コンシューマー/ポータブルが欠けています)、短くiMacについて触れました。米国のiMacのユーザーの中で88(90?)%ものユーザーがインターネットに接続し、全世界のiMacのユーザーの33%が新たにMacのユーザーになったと発表しました。またiMacが発表してからUSBデバイスの数が増えていき、現在ではおよそ125種類が発売されており、今後100種類以上が発売される予定だとグラフで示しました。新しいUSBの製品として、NECのUSB Portable Scanner(日本で発売済み)とEpson Multi-Function Printer(日本で未発売)を紹介していました。さらに、Bungie社のJason Jones氏を壇上に登場させて、現在開発中の新作「HALO」を紹介させました。これは3Dリアルタイムシミュレーションだそうで、Open GLを使ってグリグリ動くそうです。画面は凄いの一言でした。これは来年発売予定だそうです。

JasonJones.gif


加えてIBM社のSpeech Systemsのジェネラルマネージャー、Ozzie Osborne氏を壇上に登場させ、Mac版のViaVoiceのデモを行いました。デモを手伝ったIBMのスタッフはブルーベリー色のスケルトンのヘッドセットを使って、彼の言った事を完璧にに画面上に出力させました。これは近日に発売されるそうです。

OzzieOsborne.gif


これらのデモが終わると、Jobs氏は再びAppleの製品戦略の図を出して、ついにコンシューマーポータブルを発表しようと言いましたが、この時にJobs氏は「Proモデルは"Power"、コンシューマーモデルは"i"、ディスクトップモデルは"Mac"、ポータブルモデルは"Book"という名前から、コンシューマーポータブルの名前は分かるだろう?」と言って「iBook」というスクリーンに大きく出して名前を発表しました(ここで会場は大喝采になりました)

keyibook03.gif keyibook01.gif keyibook02.gif


続いてスクリーンでスペックが発表されました。「12.1 inch TFT Display」、「800*600 millions of colors」、「ATI Rage Mobility (4MB video memory)」、「300MHz G3 Processor (512k backside L2 cache)」とスペックを紹介した後、「Second faster portable in the world」と言うスライドを出して、PowerBook G3の次に速いんだ、と示唆していました。さらにスペックの紹介が続きます。「24x CD-ROM(Jobsは使いやすいソフト付き、と言っAppleWorksがバンドルされていると言っていました)」、「56K modem USB 10/100 Ethernet」、「Full size keyboard」、そして車の燃料計のイラストを出して、「6 hour battery life!」という文字を出して、Jobs氏は「1日に1度充電すればOKだよ」と言いました。

keyibook04.gif


そしてJobs氏はiBookを手に取って各機能を説明して、本体の色がブルーベリーとタンジェリンの2色用意されている事や各ポートなどを説明しました。それらが終わると、「#1 Consumer Notebook」と書かれたSonyのVAIOのスライドを出して、これはiBookになるだろうと、その映像だけをiBookに変えました(会場は大爆笑)最後にiBookの発売はSeptemberで$1599になると発表されました(再び会場は拍手で湧きました)

その後、4種類のiBookのTV CMを聴衆に見せて、拍手でどれがいいか聞いていました(2番目が一番人気があったのでは?)

これで発表が終わりかと思うと、「もう一つ発表があるんだ」といって壇上のiBookを起動しました。そこでおもむろにネットサーフィンを始めましたが、iBookには何もケーブルが繋がっていません。そこでざわめいた聴衆にJobs氏はフラフープを出してきて、iBookを持ったままそれをくぐり抜けました(それで場内総立ちで拍手!)

airport01.gif


そこでJobs氏は「AirPort」という大きな文字を出して、これは実はAppleの新しいワイヤレス技術だと発表しました。スライドでは「11 megabit/sec」で通信できて、「Industry standard」の技術で、「Privacy」も「(40-bit data encryption)」で保護されて、「Lucent Technologies」が開発した技術を使っていると発表しました。

さらにUFOの形をした「AirBase Station」を紹介して、これは56kも10/100 Ethernetも接続でき、最大10台までのiBookを接続できると発表されました。さらにクライアントは「AirPort」カードを使えばこれと接続できるが、iBookはこれを簡単に使える様にデザインされており、液晶のハウジングにアンテナがある事、それ専用のPC-Card Slotがある事をスライドで説明しました。また到達距離は 150 Feetにも達すると発表しました。このAirPort PCカードが僅か$99、AirBase Stationも$299だと発表しました。その後、B級SFのおどおどしい音楽を使ったAirBase StationのTV CMを流しました。

airport02.gif


最後のデモとして、AirPortを使ってQT Playerで007の新作のムービークリップのストリーミングを受信して、それが十分鑑賞に耐える事を実証して(ここでJobsはこれをダウンロードする時に、IE 4.5、いやMac OSの使い方を知らずに聴衆から「Finderだよ!」と言われた)、次に「imagiworks」という教育ソフトを起動し、USBに接続された  振動センサーの情報が表示されている事を見せます。実はこのセンサー情報は壇上のかなり高い所に隠れていたPhil Schiller氏が持っていたiBookから送信されていたと明かされて、これらが無線ネットワークAirPortによる  環境で起こっていることを証明してみせます。Phil氏は約5メートル上から、そのiBookを持って「私にとっては小さい一歩だけど、無線ネットワークにとっては偉大なる一歩だ」と述べて、一緒に下のクッションに飛び下りました。

Phil2.gif


最後に、Jobs氏はこのiBookとAirPortの開発に関わった会場にいるApple社員を席に立たせてねぎらいの言葉を与えて、「ここにいる人たちにいち早くiBookを触らせてあげよう」と言って、会場の至る所にいたAppleの社員が鞄からiBookを取り出して、基調講演は終了しました。

keyibook06.gif


講演終了後、すぐにiBookの周りには人だかりができて、子供から大人までそれを実際に触って盛り上がっていました(これらのデモ機は全てバッテリーで駆動して、AirPortで繋がっていました)ちなみにAppleのブースでも直接触ることができ、システムのバージョンを調べたらMac OS 8.6 Mac OS ROM 2.0.1d30c14でした。


.
.
Copyright (C) 1999 Mac Treasure Tracing Club.
All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc.
「Macintoshは米国アップルコンピュータ社の商標です」
AppleのColorSyncを使用しています。
GigaHit