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サン電子/Cellomatのスマートフォンの修理および代替機受付を自動化したPOSシステムのプロトタイプ

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Cellomat

Cellomat

サン電子の子会社であるCellebriteが、モバイルデータソリューション事業における新たなサービス展開を目的として、Cellomatに出資し、そこが開発した携帯電話の販売後及び一連の修理手続を「24時間365日」全自動でサポートするPOSシステムを企画開発しており、そのプロトタイプを見ることが出来ました。

サン電子本社のショールームに設置されているのですが、思った以上に大きく、足元の靴が妙に可愛いスマートフォン修理受付自販機といった機械でした。


イスラエルでは、自動修理受付機として試験導入されているそうで、日本でも需要があるのではないか?ということで、プロトタイプのデモ機が、サン電子の本社ショールームに設置されているのだそうです。

タッチパネル方式の画面に電話番号を入れ、次に画面破損、電源が入らないなどの故障箇所をボタンから選びます。

詳しい症状をソフトウェアキーボードで入力することも可能で、また音声入力することも出来るようになっています。


受付が完了したら、赤いトレイが開き、修理したい端末を入れるのですが、その前段階処理として、自分でSIMを抜き取る必要があり、その説明が表示されます。

ただ、日本ではSIMを抜くという行為が一般的ではないため、それらをどう案内するかなどの課題がありそうです。


代替機が必要な場合、その代替機受け取りのガイダンスが表示され、先ほど修理端末を入れたところから、今度は代替機が出てきます。

これにより、修理受付業務で平均40分ほど掛かるところが一気に短縮化され、窓口業務の営業時間を気にすることなく受付業務を行うことが可能になることを目指しているそうです。


中を開けてもらったところ、機械の大きさの割に中はスカスカだったりしてます。

これは、収納を確保するための大きさに加えて、220台ものスマートフォンを収納することで、合計金額ベースで高額になるため、盗難防止として強靭な筐体性能を確保する必要もあるからだそうです。


さらに中の仕切りを開けると、そこには220台の端末を収納可能なスペースとトレイ棚で占められていました。

一般市場で目にするようになるには、まだまだ時間はかかりそうですが、以外に需要があるんじゃないかと思いました。


なお、修理端末は、セキュリティロックが掛かったカーゴに収納されるようになっていて、それを担当者が回収した場合、中の修理端末を取り出せないようになっているそうです。



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