コナミが、2009年03月19日に、ソフトバンク表参道にて開催された「METAL GEAR SOLID TOUCH 完成発表会」に行ってきました。

最初に、小島秀夫監督が登場し、3月18日にApp Storeで発売開始されて、１日で有料アプリランキングで１位を獲得出来た事に驚いていると話しました。

小島氏は、「METAL GEAR SOLID TOUCH」のコンセプトにつて説明し、iPhone 3Gは音楽をメインに使用している方とか、様々な使用環境があり、今までのゲーム専用端末のユーザーとは違うマーケティングを意識し、オシャレであることを意識したと説明してました。

METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTSのストーリーを簡単に楽しめるのが特長で、メタルギアの名前は知っていても、スネークのキャラから難しそうと思いプレイした事が無い人も結構いるため、これでメタルギアを知ってもらって、PS3用にも興味を持って欲しいというマーケティング的な意味合いもあると説明していました。

また、iPhone 3Gについては、画面とセンサーが特長で面白いとコメントしてました。

次に、実際にMETAL GEAR SOLID TOUCHの開発の指揮をとった、小島プロダクション初の女性プロデューサー、渡邉靖予さんが登場しました。

渡邉さんは、METAL GEAR SOLIDや、小島プロダクションなどのWeb制作を行なってきたデザイナーで、今回、コンセプトとして女性を意識していたこともあり、抜擢されたそうです。

渡邉さんは、今回のMETAL GEAR SOLID TOUCHを開発するにあたり、プレッシャーは物凄くあったが、挑戦しがいがあったと感想を述べてました。

METAL GEAR SOLID TOUCHを、ワンステージ構成にした理由について、iPhone 3Gは手軽な端末であるため、電車に乗っても楽しめる事を意識した為だと説明していました。

また、照準を直接タップしなくても、シューティング出来る理由については「ネイルアートした指でも問題なく操作することを意識したため」のようで、実際に、渡邉さんの爪は、ネイルアートが施されていました。

どこが女性をターゲットにしたのか、今一理解出来なかったのですが、話しを聞いて、ゲームの見た目ではなく、操作方法に関して、女性を意識した作りになっているようです。

そしてスペシャルゲストとして、南明奈さん、ダンテ・カーヴァー氏が登場しました。

２人は、さっそくMETAL GEAR SOLID TOUCHのステージ２をプレイしはじめてました。

小島氏は、METAL GEAR SOLID TOUCHは、ステージを１つクリアする度に称号が貰え、その称号はプレイの仕方で変わると説明してました。

この後、残りの８ステージについて触れ、渡邉さんが、残りの８ステージに登場するうちのアラスカのステージをプレイしながら披露してました。

なお、完全版配信はもうすぐリリースされる予定ですが、現在配信中のMETAL GEAR SOLID TOUCHを購入したユーザーは、無料でアップデートされるそうです。