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Tooセミナー:過去バージョンとの比較、PS、AI、IDの機能紹介

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Too名古屋が、2014年11月06日に「CREATE NOW DESIGN TOUR(名古屋)」を開催し、アドビ システムズの岩本崇氏、InDesignの勉強部屋の森裕司氏の2人で「過去バージョンとの比較、PS、AI、IDの機能紹介」と題した講演が行われました。

Adobe Creative Suite 6以前とAdobe Creative Cloud以降との機能比較紹介で、森氏中心でセミナーは進行され、岩本氏が補足するという形で行なわれました。


Adobe Creative Cloudでは、同じメジャーバージョンのCCアプリケーションと設定の同期が行なえる事が可能になっていると紹介していました。

同期出来る機能はアプリケーション毎に異なりますが、Adobe Illustrator CCだけは、設定を個別に書き出しする事が可能で、このファイルを共有することで、ワークフローで、他のユーザーとも設定共有することが可能だと紹介していました。


Adobe Typekitは、選んだフォントをダウンロードする前に、フォント表示をプレビュー出来るライブプレビュー機能が利用出来ると紹介した。

検索ではフォント名だけでなく、フォントスタイル検索も可能だそうです。

Adobe InDesign CCでは、お気に入り登録も可能で、お勧めの機能だと紹介していました。


Adobe Illustrator CC(17.1)から追加されたウィンドウ>ツールから「新規ツールパネル」により、使うツールだけを集めたカスタムツールパネルを作成することが可能になったと紹介していました。

(これは、Adobe Creative Suite 4からベータ提供され続けていた「Adobe Configurator」機能です)


ライブコーナーは、角丸ツールを利用するのではなく、アピアランスから選んで角丸表示することが出来る機能で、パスの形は変わらないので、サイズ変更があった場合にバランスが保持されるので便利だと紹介していました。

また、数値入力できっちりとした角丸変形もでき、ダイレクト選択ツールで、複数同時変形が行なえると紹介していました。

なお、前のバージョンで作成したファイルを開いた場合は、シェイプから長方形に変換を選択すると長方形のプロパティが表示されるようになると紹介していました。


Adobe Illustrator CC 2014で追加された「ラバーバンド」機能により、パスを書く前に線をイメージすることが出来るようになっていて、コマンドキーを押しながら動かすと、パスの一方だけが伸ばせると紹介していました。

また、アンカーポイントツール機能の活用として、パスを滑らかに編集することが出来ると紹介していました。


Adobe Illustrator CC 2014で追加された「曲線ツール」は、ポイントを3点以上クリックすると曲線を簡単に描くことが可能になったと紹介していました。

また「連結ツール」は、重なった線の部分をカーソルでドラッグするだけで消す事が可能で、切れた端を2点選択するだけで繋げることが可能だと紹介していました。


「文字タッチツール」を利用すると、拡大・縮小・回転など、自由に文字変形をかけることが出来ると紹介していました。

文字タッチツールの利点ついて、文字情報が保持されるため、文字を打ち直しすることが出来ると説明していました。


文字ツールでクリックすると、テキストエリアのないポイント文字になり、ドラッグするとテキストエリアが作成され、エリア内文字を入力できる「エリア内文字」の切り替えが簡単に行なえるようになっていて、ベタ打ちと箱組みを切り替える事が簡単になっていると紹介していました。

エリア内文字フレームは、文字フレームに入力したテキストに合わせて伸縮できるようになり、自動サイズ調整をオンにすることで、文字が溢れた場合でもエリアが追随してくれるようになることも紹介していました。


Adobe Photoshop CCの超細かいTipsとして、レイヤーで「背景」の横に表示されている鍵アイコンをクリックすると「 レイヤー0」にすることが出来ると紹介していました。


Adobe Photoshop CC 2014から搭載された「焦点領域」を利用すると、焦点が当たっている部分だけが選択してくれるようになり、微調整も可能だと紹介していました。

この選択範囲をレイヤーにしたり、境界線を調整機能とも連携して使用出来ると紹介していました。


Adobe Photoshop CC 2014では「アップサンプリング」が強化されていて、解像度が足りていない写真の解像度を上げる場合、再サンプル「ディテールを保持(拡大)」を選択すると、今までのバイキュービック法よりもディテールが保持されてアップサンプリング処理されると紹介していました。


Adobe Photoshop CC 2014では「ガイド表示」が強化され、シェイプから新規ガイドを作成や、新規ガイドレイアウトを作成を利用することで、ガイド機能を、より便利に利用出来るようになると紹介していました。

また、Adobe Photoshop CCから「埋め込みを配置」と「リンクして配置」とに分かれ、これらの切り替えを行なうことが可能だと紹介していました。


Adobe InDesign CC 2014は、新しいカラーテーマツールを使用してInDesignドキュメントで選択した領域、画像またはオブジェクトからカラーテーマを抽出出来るようになったと紹介していました。これをAdobe Color CCに登録することも可能だそうです。


「インデント」機能に関して、これまでのバージョンでは問題があり、約物などの後ろに「ここまでインデント」文字を挿入した場合、インデントの位置がずれるという問題があったが、Adobe InDesign CC 2014で修正され、文字ずれが無くなり、ちゃんと利用出来るようになたと紹介していました。


表作成ツールで、表の行や列を、マウス操作のみで移動可能になったと紹介していました。

選択した行や列をマウスで掴んで目的の場所にドラッグするだけと、操作も非常に簡単だそうです。


「検索と置換」で、現在カーソルがある位置から後方に向かって検索されるため、誤って次の文字へ移動してしまうと、前の文字に移動はできませんでしたが、Adobe InDesign CC 2014から、方向を逆に検索することが可能になったと紹介していました。




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