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イーフロンティア「Shade 3D ver.15」製品説明会レポート

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イーフロンティアが、これまで70万ライセンスを販売し、推定で19万ユーザが存在する Shade 3D の最新バージョンとなる「Shade 3D ver.15」を発表し、製品説明会が行なわれました。


今回のバージョンは、Shade 3D ver.14 で搭載された 3Dプリンタへの出力機能について、出力時に問題が発生しにくい安全なデータを、コンシュマーでの簡単に作成できることを目的の1つとして開発されました。

ここで簡単におさらいをしますと、Shade 3D はポリゴンでは無く、Illustrator と同じようなベジェ曲線による自由曲面によって3Dを作成するアプリケーション。


この3Dを活用しやすくするために、2010年以降は3D立体視の作成、Unity への対応、3Dプリンタへの出力機能の搭載など、3D が一般に普及しそうだと思われる全ての事に対して機能の開発と搭載を行ってきました。

このために、今では1万円を切る価格から始められるにも関わらず、モデリング、レンダリング、アニメーション、3Dプリントまでの3D全般を1本でカバーできるオールマイティなアプリケーションとなっています。


そのような経過を経て、最近流行りの 3Dプリンタ について「話題先行だったものから、普通の人が使えるレベルにまで広がりつつある」という業界動向から、機能強化が行われる事となりました。


今回のバージョンでの最大の強化点は、Shade 3D ver.14で搭載された「3Dプリントアシスタント」の機能強化。

Shade 3D ver.14 では3Dデータを「3Dプリントアシスタント」に通す事で3Dプリンタで出力する前に問題点を指摘していましたが、「問題点を指摘されても対処法が分からない」という声が有ったために、Shade 3D ver.15 ではStep by Step で問題の解決までをアシストするように改善されました。


もちろん、「詳細モード」にする事で、これまでと同じように問題点を洗い出した上で手動にて修正して行く事も可能です。

このように「3Dプリントアシスタント」が強化された事で、「『3Dプリンタにデータを入れてみたけど出力されない』というような事故は、少なくとも無くなるはず」というレベルにまではなったという事でした。


この他に、大きな新機能としては「ポリゴンリダクション」の搭載と、「ポリゴンスムージング」の搭載が有ります。これらの機能によって、データ量を減らした 3Dプリンタで出力しやすいデータが少ない手間で作れるようになります。


また、ラッピング機能を使う事で、3Dモデルを指定されたサイズのメッシュで分析し、メッシュ毎に3Dモデルデータが存在するかを分析。

3Dモデルが存在するメッシュデータを1つにラッピングしてゆくことで、多数の局面で構成された3Dオブジェクトを1つのオブジェクトとして丸める処理が出来るようになっています。


この他にも、Sunny 3Dの開発成果からプリセットのモデリングライトを持ってくることで 3Dの形状把握を容易にしたり、PixarのOpenSubdivへの対応、選択ツールの強化、結合と除去ツールの強化、分割ツール/ループスライスの強化などが行われています。


これらの新機能を搭載した Shade 3D は2014年11月28日発売開始。

これまでの Shade 3D と同じく Basic・Standard・Professional の 3パッケージでの展開となります。

なお、本日以降に Shade 3D ver.14 を購入したユーザに対しては、Shade 3D ver.15 への無償アップグレードが提供されます。


Shapeeasy

Shapeeasy

さて、最後にサプライズとして発表されたのが、誰にでも 3D モデルを作成できる新ツール「Shapeeasy」

これは、図形としては四角、丸、三角だけが用意されており、これらの図形のサイズと向きを変えることで3Dモデルを作成。その上でそれぞれの図形につけた色の濃さによって3Dの高さが決まるという超お手軽ツールとなります。


ただ、手軽だけに奥深さはナカナカのもの。

「こんなのもアリぢゃない?」として社内プログラマが趣味で作っていたアプリケーションから始まったプロジェクトですが、簡単な3Dツールとしてだけでなく教育ツールとしても使えるのではないか? と想定しているという事でした。

2014年11月中には Public Beta として公開する予定であるので、是非とも使い勝手や用途についてフィードバックを欲しいという事でした。


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