アジャイルメディア・ネットワークが開催した、AMNマーケティングセミナー「先端企業に学ぶ消費者との対話への取組み」に参加してきました。

マーケティングの1つの手法である「Consumer Generated Media」についての講演が中心の内容でした。

なお、フルレポートではなく、私がポイントと感じた事のみに絞ってレポートさせて頂きます。また、マーケティング部門のブロガーへの取組みと、セールス部門のアフィリターへの取組みの違いにつて意見を入れてます。


アサヒビール株式会社
マーケティング本部 宣伝部 チーフプロデューサー
横山 和幸氏

同社の主力製品は飲料品で、パソコンや家電と違って機能があるわけではないので、それをブロガーがどのように扱ってくれるのかとても興味があったそうです。

CGM Mapにおける同社の位置はライフスタイルに含まれ、その分野以外での露出をどうするかが課題だったようで、そこでブロガー向けの試飲会や工場見学といったイベントを行なうようになったようです。



メインとなる主力製品の露出はマスメディアを中心にしながらも、それら以外の製品の露出度を上げることに利用することが多いようです。おそらく、主力製品にかける宣伝費と、それら以外の製品にかける宣伝費が違い、費用対効果以上の期待を考えると、交通広告よりかは効果が高いようです。


こうしたCGMを生かすマーケティング手法を取り入れることで、同社は、競合他社製品の動向を調査しながらも、それを競合比較といった露出を行なうよりかは、インタラクティブ性を加味する事で、シンパシーを感じてもらえるマーケティングに変わったそうです。

その効果については、意図するブランドイメージのロイヤリティを上げる事はできたと話されてました。


商品そのものは「アルコール類」なわけで、舌で感じる味覚の部分以外も含めて、より深く知ってもらうための情報をメーカーが提供することで、その情報を使って、書き手であるブロガーの関心度を上げることに力を入れてるのだと思います。それは、サントリーの「角瓶」の露出が上がっている理由も同じだと思います。

アフィリエイターの場合だと、同社の製品を露出したエントリーに加え、価格情報のエントリーを加え続けることしばしばだと考えられます。そうすると、セールス部門の目標値も達成可能になるわけです。

そうした取組に対して、売り上げ実績を求められる直営のオンラインストアなどが積極的になる理由をあらためて知った気がしました。


ソニーマーケティング株式会社
広告宣伝部門 
遠藤 康史氏

今回は、企業と発言よりも、YASの湘南生活を通して、ブロガーからみたCGMの効果についてということで、ソニーという立場での公式な発言ではないと最初に断りを入れてました。

主にGoogleなどの検索結果における話題が中心だったように思います。

クリスピークリームドーナッツついて検索する場合を想定し、その情報を引き出すためのキーワードは同じでも、得ようとしている情報は必ずしも同じとは限らないと説明してました。


理想のランキング表示としては、トップにオフィシャルサイト情報、中程にニュースサイト&関連サイト情報、下に利用者のポジティブな声が表示されるのが望ましい形だと思うと説明してました。


具体的なブランド名で検索された場合の理想検索結果を作るのはそれほど難しい事ではないようですが、「液晶テレビ、環境」といったブランドロイヤリティに加味したいキーワードで、いかにして同社のブランドランクをあげるかどうかについて考えた場合、相当難しくなるそうです。しかしながら、手をこまねいているわけではなく、色々と努力をして研究しているのだそうです。


ブログプロモーションの効果測定については、必ずしもPVだけで図れるわけではなく、理想となる検索結果を得るためにフォーカスを当てることは重要な要素だと話していました。


ブロガーを「αブロガー」「ファンブロガー」「レビューブロガー」の3つにカテゴライズし、それぞれの効果と期待度を分けているそうです。

これはマーケティング部門の考える期待であって、ソニースタイル部門が期待する事とはおそらく違うと思います。

しかし、どちらの部門もイベントを行なうとなれば、内容は同一となるはずなので、それはそれで興味深いかもと思いました。


CGMを行なうにあたってのTipsとして、オフィシャルのトラックバックハブとなるサイトを用意すると良いそうです。理由としては、過去を振り返ることが容易であるし、上司に説明がしやすいなど、企業側としてのメリットが大きいそうです。


過去から学んだ成功のポイントとして、ウォークマンブログを通じ、ブロガーの人選や商品の選び方など注意するようになったそうです。


理想形としては企業が直接ユーザーと繋がるのが良いとはしながらも、人選の選定基準にガイドラインを作ることは企業としては行なえないので、現在は、AMNやみんぽすといったとりまとめとなる中間企業を通じて行なう方式を採用してるそうです。


一番効果が高いのは価格.comと組むのが期待しやすいとは思います。しかし、ユーザーをとりまとめているわけではないので、マーケティングを主とする場合はAMN、売上を主とする場合はリンクシェアといった感じかもしれません。


アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
上田 怜史氏

最近、MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)が参加した「アジャイルメディア・ブログネットワーク」について、そもそも何してる企業なのか知りたくて、今回のセミナーに参加しました。


AMNは、厳選した72のブログをネットワークすることで、情報収集に積極的な方やアンテナの高い読者層に効果的にリーチすることを得意としてるそうです。

個人ブログの影響力は高いですが、それをプレスと同等に見るかは、企業としてなかなか難しいと思います。そこで、AMNがハブとなり、参加ブロガーを記者とみたてることができ、AMNとしては、良質な記者による高い広告効果を狙えることが売りのようです。(間違ってたらゴメンなさい)


厳選する手法は、リンクシェア、バリューコマースなども実は行なっています。ですが、参加者の中から抽出する方法の場合だと、色々と問題が出てきますが、AMNの場合は、最初から厳選していることをうたっているので、非常に強みになっているのではないかと思います。


AMNは新しい広告展開として、「ソーシャルメディア・アドネットワーク」広告を始めるそうです。

これは、全てのブログに露出するのではなく、予め決めたキーワードタグにマッチした場合のみ露出が行なえる広告サービスで、より商材との親和性を高めたい場合に有効なサービスのようです。

ただ、分野が特定されやすいので、幅広い露出を目的とする場合には向かないかもしれません。


アフィリエイト中間企業の場合、アフィリエイターに対して露出をお願いしても、必ずしも受けてもらえるとは限りません。AMNはインプレションの貢献度によって費用を払う代わりに、広告枠を確保し、それを自由にコントロール出来るのが強みなのでしょう。

AMNが持つ広告枠のPVや期待度、貢献度といったレベルが最初から高い事を強みとする新しい広告代理店なんじゃないのかな?と思いました。

完全にAppleに特化したMACお宝鑑定団の場合、例えばレノボの広告が露出するのは良しとしません。露出する広告をコントロールしたい方の場合だと、AMNとの提携は悩ましくなるのではないかと思います。そうした事が可能な企業が今後出てくるかもしれませんが。。


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