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PFU、カラー イメージ スキャナ「ScanSnap S510M」を試す

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ScanSnap S510M

ScanSnap S510M

PFUカラー イメージ スキャナ「ScanSnap S510M」を試してみました。

A4両面カラー原稿を毎分18枚(両面合わせて36ページ)の速度で読み取れます。(ノーマル画質、カラー原稿なら150dpi / 白黒原稿なら300dpi相当の設定時)

さらにカラー / 白黒の両面原稿を同速にスキャンでき、1度に50枚までの原稿を連続で読み取ることが可能になっています。

とにかく読込み速度は流し込んでるかのごとく、もの凄く速いのが特徴です。


A3キャリアシート

A3キャリアシート

読取りする用紙は、バラになっている必要がありますが、中綴じ原稿などの場合は、A3キャリアシートと呼ぶ、透明なファイルに挟んで読取りすることができます。


ScanSnap Manager

ScanSnap Manager

Mac用のソフトウェアとしてバンドルされているのは「ScanSnap Manager」(Ver.2.2.30.1005)で、ScanSnap S510Mの読込み精度と保存先指定、ファイル名指定、読取りデータを1つのPDFファイルにするか、原稿毎にPDFファイルにするかなどの指定を行なうことが出来ます。


ちょっと戸惑うのは、ScanSnap ManagerのFinderメニューで、クイックメニューが選択されていると、アプリ選択タブの選択が出来なくなります。

いったんウィンドウを閉じて(終了するのではない)、クイックメニューの選択を外し、再びScanSnap Managerの設定を表示するか、Dockに表示されるScanSnap Managerからしか設定ができません。

なんか、この動作が不自然なので、改善してもらいたい点だと思います。


クイックメニュー

クイックメニュー

その、クイックメニューですが、原稿を読取った後「指定したフォルダに保存」「メールで送信」「プリンタで印刷」「iPhoto」に渡すことが出来ます。

しかし、読取った状態を確認することが出来ません。指定されたフォルダにはPDFファイルがすでに作成されているのですが、出来れば、いったんプレビュー表示してくれると良いのになと思います。


クイックメニューを外すと、読取ったデータを渡すアプリケーションを指定することができます。ただ、渡すアプリケーションを追加することが出来ません。


Dockに表示されているScanSnap Managerからも読取ったデータを渡すアプリケーションを指定することができるのですが、予め用意された5つの中からしか選ぶ事ができません。

写真カンプデータの読取りといった場合、用途に合ったAdobe Creative Suite 4製品に渡したい場合もあるのですが、現状ではそれが出来ないのが残念です。


Adobe Acrobat 9 Pro

Adobe Acrobat 9 Pro

MacモデルにバンドルされてるAdobe Acrobat 8は、Windowsモデルの「Adobe Acrobat 8 Standard」とは異なり「Adobe Acrobat 8 Professional」がバンドルされています。

今なら、Adobe Acrobat 9 Proに無償アップグレードできる「Adobe Acrobat 9 アップグレードキャンペーン」が行なわれています。


ClearScan

ClearScan

この、Adobe Acrobat 9 Proには、スキャンした画像に背景画像をそのままに、元のフォントと酷似したフォントを重ね合わせることで、スキャナから読み込んだ文字の読み易さを向上する「ClearScan」機能が追加されています。

この機能を使って、ScanSnap S510Mで読込んだデータを変換すると、一見、何も変わっていないスキャンデータPDFのように見えますが、テキスト部分が、文字データとして選択出来るようになります。

Windows版のS510にバンドルされている「ScanSnap Organizer」には「検索可能なPDFファイルに自動変換」の機能がありますが、Adobe Acrobat 9 ProのOCR機能を使っても可能だという点がポイントかもしれません。


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