Mac Treasure Tracing Club

October 2003 MACお宝鑑定団 
Mac News Link Read me Special
Mac OS X v10.2 発売記念 X Party counter


2003年10月26日に東京オペラシティビル1階ガレリア階段付近で開催されたPanther Square 2003に関するページです。



イベントレポート

・Mac OS X v10.3 "Panther" の発売に併せて、アップルコンピュータの本社が有る東京オペラシティにて記念イベント "Panther Square 2003" が開催されました。

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 イベントは12時のステージより開始。まずステージに上がったのは、お馴染み原田永幸アップルコンピュータ代表取締役。Panther Square 2003について「Mac OS 8.6の時には秋葉原でSherlockコスチューム、Jaguar(Mac OS X 10.2)の時には有楽町ソフマップなど、これまでもショップ単位ではイベントをやって来たが、これまでの人数が一堂に会するイベントは初めて。AppleのDNAを共有する、このイベントに本当に良く集まっていただけた」という説明より挨拶が始まりました。

 Jaguarというコードネームについて「これまでCheeta、Puma、Jaguar、Pantherと発展して来たが、次のネコ科の動物名の良いものが見付からない。次期バージョンの名前は何になるんでしょうねぇ」として笑いを取ったところで、「PantherはJaguarの3倍ぐらいの反響が有る。(Panther Square 2003の)会場には電源が無いが、このイベントの帰り道に喫茶店でも何でも電源を見付けて早くインストールし、Pantherの感動を味わって欲しい」とPantherについて空前絶後の反響と期待が寄せられている事を明らかにしました。

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 続けてユーザー代表として7-8年前にAppleが行なったCMコンテスト以来の原田社長の友人でも有るミュージシャンの石井竜也氏が登場。石井氏の近況が述べられた後に、「っで、原田社長。JaguarがPantherになると、何処がどう変わるのですか?」との質問が。原田社長曰く「OSを見た瞬間に "Expose" の印象が一番強烈だった。机の上が一挙に片付いて、欲しい書類が見付かるようなExposeは本当に凄い。」とExposeをベタ褒めした上で、ファイルを他人が絶対に覗けなくする"FileVault"やアイヌ語もサポートした日本語変換システムがPantherの特徴だと説明されました。ここで、石井氏より「さっき言っていた開発コードのネコ科の動物ですが、次は "Lion" とかでどうですかね?」と提案がありましたが、原田社長より「Pantherより速くならないといけないのに、Lionじゃ遅くてダメでしょ。それに良く寝てますからね」と呆気無く却下されてしまいました。

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 続けて石井氏のMacとの付き合いについて。まずは映像製作について「7〜8年前だったら大型のコンピュータを何台も使ってやっていたような特殊処理が、今ならG5とFinal Cut Pro 4だけで出来る。24Pも使えるようになったが、もっとCGなどが簡単に出来るようになると良い」と感想を述べられた上で、音楽についても「OS 9からOS Xに移行したが、これだけでも音が違って聞こえるし、爆弾が出なくなったので製作に集中出来る。それにPCの処理速度が上がって、沢山の音源をリアルに再現出来るようになったから、このままだとミュージシャンや歌手のやっている事を全てMacがシュミレーション出来るようになってしまって、音楽業界ではエンジニアさんの方が偉くなってしまうかもしれない」と冗談を交えつつ、Mac OS Xで大きく変わった製作環境について説明されました。

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 ちなみに、石井氏はPowerMac G4 Cube、PowerBook、iBook、iPodなどを利用されており、iPodは「コンサートの曲決めなどで威力を発揮している」との事でした。最後にAppleへのリクエストとして、「Macはデザインが良いのも評価出来る点。持っているだけで誇れる様なカッコイイデザインのマシンを作り続けて欲しい」という点を挙げられていました。

 ここで、原田社長と石井氏がはけて、続けてMac OS X プロダクトマネージャ櫻場氏とMacPower編集長高橋氏、MacFan編集長小林氏によるPantherについての質問大会が。

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 高橋編集長の「Pantherは6月のWWDCで発表されたので、良くて年末、最悪来年だと思っていた。10月に出荷出来たという事はエンジニアは相当頑張ったのか?」という質問に対しては「アメリカのエンジニアも、日本に居るエンジニアも、最高品質のOSを作る為に不眠不休で頑張って、今日の発売にこぎ着けた。本当に常に改良すべく開発を続けているので今後も期待して欲しい」と説明されました。

 続けて、小林編集長の「Pantherは大反響という事だが、これまで最大出荷数を誇ったJaguarと比べて、どうか?」という質問に対しては「詳細な出荷数は明かせないが、Jaguarの3倍は売れているし、今日から出荷されるiBook G4などにはプレインストールされるので今後一層出荷数は増える。最終的にはJaguarとは比べ物にならないだろう」と説明されました。

 消化不良感を残しつつも以上で質問タイムは終了し、最後は再び原田社長がステージに上がり、最後の挨拶を。



「このイベント会場でやろうと決めたのは私(原田社長)が、オペラシティの書店から出て来た際に階段が見えた際に『ここでやりたい』と思ったから。その瞬間に広告宣伝部隊を携帯で呼び出して検討させていたのだが、色々な処理が有った為に発表が遅れてしまった。それにも関わらず、これだけの人数に集まって頂けるというのは、他のOSでは見られない事。」とPanther Square 2003開催の秘話が明かされた上で、「Appleは日本市場を大切にしていて、Mac OS Xのヒラギノは勿論の事、"ことえり"については一度使えば他の環境に行けなくなるぐらい良いものになった。この感動をいち早く味わい、そしてWindowsなどの他のOSのユーザーにも伝えてあげて欲しい」と述べられて、ステージイベントが終了しました。

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ステージ終了後には、Panther購入者に対するTシャツの配布が開始。大量に用意されたTシャツが、アッという間に消えて行く様はPantherの明るい先行きを予感させるに十分な反響でした。



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